ホームページをSSL化する費用相場とは?委託する場合についても解説!
今や常識になりつつある「ホームページのSSL化」ですが、お金が掛かるのかって心配になりますよね。
結論を言ってしまうと、1番簡易的なSSL化であれば無料でできます。
しかし、すでに運営しているホームページをSSL化する場合だと、SSL化する際にデザイン崩れが起きたりなどのリスクがあります。
新しく立ち上げるサイトであれば、立ち上げのタイミングでSSL化できるのでリスクがない!
なので、既存ホームページをSSl化する場合は、基本的に外部に委託するのがおすすめです!
その場合は、どうしても委託料が発生してしまうという感じになります。サイト規模によってSSL化のボリュームが異なってくるので、委託料はピンキリです。
今回は上記のような内容を、もっともっと踏み込んで話していきます。
【前提】ホームページのSSL化とは
ホームページのSSL化とは、簡単にいうとサイトのセキュリティ向上です。
サイトの通信が暗号化されるので、ユーザーが安心してサイトを訪れれるようになります!
SSL化できているのかの確認は簡単です。ホームページのURLを見れば、一目瞭然です。
- SSL化できていない:「保護されていない通信」もしくはURLの先頭が「http://」
- SSL化できている:URLの先頭が「https://」
「確認したけど、SSL化できているかわからない、、、」という方は、以下の記事を参考にしてみてください!
現代では、徐々にSSL化されたサイトが一般的になってきています。SSL化していないことによるデメリットも多く出てきています。
2014年以降はSSL化されていないサイトの検索順位が落ちやすくなったり、2018年以降はSSL化されていないサイトは警告が出るようになりました!
2018年以降は警告が出るようになり、離脱される訪問者もグッと増えるようになりました!
いまでは欠かせないといえるのが、ホームページのSSL化でしょう。
ホームページをSSL化する費用とは
ではホームページのSSL化にかかる費用ですが、大きく分けると2つです。
- SSLサーバー証明書
- 作業手数料(外部に委託する場合のみ)
それぞれ詳しく説明します。
費用①:SSLサーバー証明書
SSL化に必要なのが、「SSLサーバー証明書」です。
SSLサーバー証明書は3種類あり、種類によって費用・認証レベル(信頼性)が大きく変わってきます。
費用(年間) | 認証レベル | |
---|---|---|
ドメイン認証型 | 無料〜 | |
企業認証型 | 3万円〜 | |
EV認証型 | 10万円〜 |
個人サイトや零細企業などのサイトであれば、まずは無料でSSL化できる「ドメイン認証型」あたりがおすすめです!
ドメイン認証型〜EV認証型も暗号化の強度に違いはありません!なのでドメイン認証型でも安心!
ですが法人サイトとして信頼性をアピールしたいのであれば、年間費用はかかってきますが企業認証型以上を選ぶのがおすすめです!
費用②:作業手数料
SSL化を外部に委託する場合に、かかってくるのが「作業手数料」です。
どのような場合に、SSL化を外注するべきなのか挙げてみます。
- 新規サイトではなくすでに運営しているサイト(既存サイト)である場合
- とにかくパソコンを使うのが苦手な場合
- エラーやデザイン崩れが起きると怖い場合
また費用に関してですが、サイトの規模によって変わってきます。
SSL化には「リダイレクト処理」や「canonicalタグの変更」などの作業も必要になりますが、ボリュームがサイト規模によって異なる!
およそですが、SSL化には数万円〜数十万円近くかかるケースが多いです。
当メディアを運営する私達は「3万円〜」のリーズナブルな料金設定でSSL化の対応いたしますので、ぜひぜひお気軽にご相談ください!
ホームページをSSL化しないとどうなるのか?
ホームページのSSL化は手間がかかるだけでなく、外部に委託する場合は手数料もかかってしまいます。
この記事を読んでいる方の中には、「もうSSL化しなくていいかな〜」と感じている方もいるかもしれません。
ですが少し待ってください!あなたはSSL化をしないとどうなるのかについて知っていますか?
ここでは簡単に紹介します。
- ホームページの検索順位が落ちてしまう
- ページの表示スピードが落ちる
- セキュリティ上のリスクが生じる
一言で言うなら、「百害あって一利なし」でしょう。
SSL化しないデメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください!
既存ホームページのSSL化をする際の注意点3選
新規ホームページのSSL化は簡単ですが、厄介なのが既存ホームページのSSL化です。
既存ホームページのSSL化をする際の注意点は、以下の3つになります。
- デザイン崩れが起きる可能性がある
- リダイレクトを設定できないとSEO評価が下がる可能性がある
- canonicalタグを変更しないとSEO評価が下がる可能性がある
リダイレクトの設定、canonicalタグの変更など、専門的な部分もけっこうあります。
サイトが潰れてしまう可能性もあるため、心配な方は外部に委託するようにしましょう。
注意点①:デザイン崩れが起きる可能性がある
1つ目の注意点は、デザイン崩れが起きる可能性があることです。
なぜならサイトのURLが「http://」から「https://」に変わったことにより、リンクが通らなくなってしまう部分が出てくるからです。
よく崩れるのが画像を挿入しているページです!画像が非表示になるケースが多々あります!
デザイン崩れ・レイアウト崩れが起きている部分は、リンクの指定が「http://〇〇」となっているケースがほとんどです。SSL化をしたあとは、「https://〇〇」で指定するようにしましょう。
注意点②:リダイレクトを設定できないとSEO評価が下がる可能性がある
2つ目の注意点は、リダイレクトを設定できないとSEO評価が下がる可能性があることです。
リダイレクトとは、自動的に新しいURLに転送させる仕組みのこと!
なぜならリダイレクト処理ができないと、被リンクなどの検索エンジンからの評価を引き継げないからです。
リダイレクト処理をしていない場合、下記のように2つのURLが存在する状態になります。
- http://example.com/
- https://example.com/
これだと「https://example.com/」に集めたかったSEO評価が、「http://example.com/」にも分散されてしまい、非常にもったいないです。
そのため、SSL化をしたと同時にリダイレクトの設定を行わなければなりません。
注意点③:canonicalタグを変更しないとSEO評価が下がる可能性がある
3つ目の注意点は、canonicalタグを変更しないとSEO評価が下がる可能性があることです。
canonicalタグとは、どのページを評価してほしいかを検索エンジンに伝えるためのタグのこと!
つまり、canonicalタグに「https://〇〇.com/」を指定することで、よりSSL化された後のサイトのSEO評価が高まりやすくなります。
注意点②で説明したリダイレクト設定とともに、同じタイミングでcanonicalタグを変更しておくのがおすすめです!
WebサイトのSSL化はお気軽にご相談ください
当メディアを運営する私達は、ホームページ制作・管理のサービスを行なっております。
もちろん今回ご説明したSSL化に関しても、もちろんご対応可能です。
3万円〜のリーズナブルな料金設定で対応いたしますので、ぜひぜひお気軽にご相談ください!