Canvaとペライチはどっちがおすすめ？5項目で比較してみた！

ホームページはこれまでプログラミング知識がないと作れませんでしたが、ホームページ制作ツールの進化によってWeb初心者でも作れるようになってきています。

中でも、初心者の支持を得ているのが「Canva」と「ペライチ」です。

今回はCanvaとペライチの違いについて5項目で比較していきます。

同じようなツールですが、中身は全く別物です。最初の選択を間違えてしまうと、ツールを乗り換えて作り直しといった二度手間になることもあります。

そのため、この機会にどっちのツールが向いているのか必ず見極めておくようにしましょう。

Canvaとペライチの違いとは？【比較表あり】

Canvaとペライチの違いは、下記のとおりです。

	Canva	ペライチ
ページ数	1ページのみ	1〜20ページ
CMS機能	なし	有料プランで使える
SEO対策	最低限のみ	基本的な設定はできる
デザインの自由度	テンプレートが豊富	テンプレートが豊富
お問い合わせフォーム機能	使えない	無料プランでも利用できる

それぞれの違いを具体的に説明します。

①：ページ数

	Canva	ペライチ
ページ数	1ページのみ	1〜20ページ

両ツールの1番異なる点は、「サイトのページ数」です。

Canvaは無料プラン・有料プランに関わらず、1ページ型のホームページしか作れません。一方でペライチは料金プランに応じて、ページ数を増やせる仕組みになっています。

	フリー	ライト	レギュラー	ビジネス
月額費用	0円	1,465円	2,950円	3,940円
ページ数	1ページ	3ページ	5ページ	20ページ

複数ページ型のホームページを作りたいなら、そもそもCanvaは選択肢には入りません。

もし複数ページのホームページを作りたいなら、ペライチを含むホームページ制作の専門ツールを使うのをおすすめします。

②：CMS機能

CMS機能とは、ホームページの文章や画像などを、専門的な知識がなくても簡単に追加・編集・更新できる仕組みのことです。例えば、ブログやお知らせの更新によく使われます。

	Canva	ペライチ
CMS機能	なし	有料プランで使える

CanvaはCMS機能がついていないため、サクッとホームページを更新することができません。

例えば、飲食店だったら臨時休業のお知らせ、リフォーム業だったら施工事例の紹介、塾だったら体験授業の告知など、スピーディーに更新したいこともあります。

ですがCMS機能がなければ、上記のような更新も簡単にできません。

一方で、ペライチはビジネスプラン以上であればCMS機能が使えます。

無料プランでもブログ機能を使えるようにしたいなら、StudioなどのWeb制作ツールを使うようにしましょう。

③：SEO対策

	Canva	ペライチ
SEO対策	最低限のみ	基本設定はできる

SEO対策に関しては、ペライチの方が優れています。

SEO的な観点はさまざまありますが、大きく影響してくるのが「ページ数の上限」と「CMS機能の有無」です。

ペライチは先ほども説明した通り、20ページまで作れるため、20ページ分のキーワードを狙えます。つまり、検索エンジン上でもさまざまなキーワードで上位表示される可能性があります。

一方で、Canvaは1ページ型なので狙えるキーワードは1ページ分だけです。

またCMS機能の有無も、SEO対策に大きく影響してきます。ペライチはブログ機能などのCMS機能が付いているため、普段からのブログ更新でコンテンツSEOの効果を高められます。

ただし、ペライチのブログ機能はビジネスプラン以上でないと使えない制限付きなので、注意しましょう。

④：デザインの自由度

	Canva	ペライチ
デザイン性能	テンプレートが豊富	テンプレートが豊富

Canvaもペライチもテンプレートが豊富であるため、自社にあった雰囲気のサイトを作れます。

Canvaは有料・無料プランを合わせると2500種類以上（2025年6月時点）、ペライチは600種類以上のテンプレートが用意されています。

ただし、両方ともテンプレートの範囲でしか、基本的にはサイトを編集できません。

もしノーコードツールで完全オリジナルのデザインを作りたい方は、Studioというツールを使うのがおすすめです。Studioで作られたサイトは、以下の記事で紹介しています。

⑤：お問い合わせフォーム機能

	Canva	ペライチ
フォーム機能	使えない	無料プランでも利用できる

必ず設置しておきたいお問い合わせフォームですが、Canvaでは標準装備されていません。

例えば、GoogleフォームやFormrun(フォームラン）などの外部ツールで作ったお問い合わせフォームを、Canvaで作ったサイトに埋め込まなければなりません。

一方で、ペライチは有料プランはもちろん、無料プランでも条件付きでお問い合わせフォームを利用できます。無料プランは従量課金システムになっており、一件あたり100円（税抜）でフォームを利用することができます。

無料プランでもお問い合わせフォームを使えるようにしたい方は、Studioのご利用を検討してみてください。Studioではお問い合わせフォームを無料で設置できるだけでなく、自動返信メールやサンクスページなどの詳細設定も簡単にできてしまいます。

Studioは機能性に優れているツールで、今1番勢いのあるホームページ制作ツールといっても過言ではありません。Studioのメリット・デメリットは以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください！

Canvaがおすすめな人の特徴

Canvaがおすすめな人の特徴は、下記のとおりです。

それぞれ具体的に説明します。

Canvaでホームページ制作するメリット・デメリットは、以下の記事でまとめています。

ビジュアル重視のランディングページを作りたい方

ビジュアル重視のランディングページを作りたい方は、Canvaがおすすめです。

下記は、Canvaのテンプレート一部ですが、モダンなデザインで視覚的に格好いいサイトが揃っています。

例えば、ポートフォリオやイベント告知など見た目重視のサイトであれば、Canvaでサクッと作るのもおすすめしています。

ただし、お問い合わせフォームやSEO対策はできないので、利便性という観点では劣るので注意しましょう。

Canvaの操作に慣れている方

Canvaの操作に慣れている方は、Canvaでホームページ制作してもいいと考えています。

ペライチは初心者向けのホームページ制作ツールですが、使いこなせるようになるには多少時間がかかってしまいます。なので短時間でサクッと作るなら、すでに慣れているCanvaを使った方が挫折率も低いです。

Canvaは直感的に使えるツールであり、普段からバナー・プレゼン資料作成などを行っていれば、ホームページ制作もスムーズにできます。

ペライチがおすすめな人の特徴

ペライチがおすすめな人の特徴は、下記のとおりです。

それぞれ具体的に説明します。

ペライチの評判・口コミについて詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

機能性を重視したランディングページを作りたい方

• お問い合わせフォーム
• ブログ機能
• 予約フォーム
• メルマガ配信

など機能性を加えたランディングページを運用したい方は、ペライチを選ぶようにしましょう。

例えば、お問い合わせフォームは全ての業種、予約フォームは美容室・整体・サロンなどの業種、メルマガ配信はセミナー講師・ECサイトの業種に欠かせない機能です。

またCanvaでは連携できなかった「Googleアナリティクス」や「Googleサーチコンソール」との連携もペライチでは可能です。ページの訪問数、クリック率など詳細なデータを見れるので、よりサイトのPDCAを回せるようになります。

ビジネス目的で長期間サイトを運用するなら、ペライチを選ぶべきといえるでしょう。

SEO対策をしっかりやりたい方

検索エンジンから集客をしたい方は、ペライチを選ぶべきです。

	Canva	ペライチ
ページ数	1ページのみ	1〜20ページ
CMS機能	なし	有料プランで使える
SEO対策	最低限のみ	基本的な設定はできる

SEO対策は「ページ数」と「CMS機能の有無」に大きく影響しますが、Canvaでは1ページ型であるだけでなくCMS機能も付いていません。

つまり、SEO対策には圧倒的不利ということです。

一方でペライチは最大で20ページまで増やせて、かつBusinessプラン以上ではCMS機能も活用できます。なのでSEO対策をしっかり行いたいなら、ペライチを選ぶべきといえます。

ただ、SEO観点においてはあくまでCanvaとペライチを比較した結果にすぎません。もし本格的にSEO対策したいなら「WordPress」や「Studio」のようなツールを使わなければ、SEOの激戦区では勝てないでしょう。

レッドオーシャンの分野でビジネスをやっている方は、なるべく「WordPress」や「Studio」といったツールを使うようにしましょう。

ホームページ制作は「Terace」にお任せ！