Figma Sitesの料金プランとは|サイト事例も紹介!

Figma Sites(フィグマ・サイト)とは、デザイン・Web制作のプロセスを統合した新しいツールです。
これまではデザインツールでサイトのデザインを作って、Web制作ツールでデザイン通りに実装するのが一般的でした。その常識を覆したのが「Figma Sites」です。
Figma Sitesではデザインしたサイトをコーディングすることなく、そのままWeb上に公開できるようになります。
そこで今回は、Figma Sitesの料金プランについて詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください!
Figma Sitesの利用料金について
Figma Sitesは「料金プラン×シート」の組み合わせで、利用可否・料金が決まる仕組みになっています。
早見表にまとめると、下記のとおりです。
スターター | プロフェッショナル | ビジネス | エンタープライズ | |
---|---|---|---|---|
コラボシート | 利用不可 | 利用不可 | 利用不可 | 利用不可 |
Devシート | 利用不可 | 利用不可 | 利用不可 | |
フルシート | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
また利用料金をまとめると、下記のとおりです。
- プロフェッショナル×フルシート:2,400円 / 月
- ビジネス×フルシート:8,300円 / 月
- エンタープライズ×フルシート:13,600円 / 月
料金プランとシートについて、それぞれ詳しく説明します。
Figmaの料金プランについて
Figmaの料金プランは、全部で4種類あります。
スタータープラン(無料プラン)では、Figma Sitesが使えない仕様になっております。もし使いたい場合は、プロフェッショナル以上のプランに契約するようにしましょう。

2025年9月現在、ベータ版は無料プランでは使用できなくなっています!
各有料プランの違いについては、話し始めるとキリがないため、ここではざっくりどのような人におすすめなのかを紹介します。
- プロフェッショナル:フリーランスデザイナー・小規模チーム
- ビジネス:スタートアップ・10人以上のチーム
- エンタープライズ:数百〜数千人規模の企業・セキュリティや監査要件が厳しい業界
どのプランにするのかによって、金額が大きく異なってきます。


なので安易に決めるのではなく、どのプランが適しているかしっかり確認してから、プランを選択するようにしましょう。
Figmaのシートについて
前提として、Figma製品は下記の全8種類から構成されています。
製品名 | 詳細 |
---|---|
FigJam | 共同作業向けのオンラインホワイトボード |
Figma Slides | Figma上で作れるスライド資料ツール |
Dev Mode | 開発者がデザインを確認しやすくする機能 |
Figma Design | UI/UXやWebデザイン制作の基本機能(一番よく使われる機能) |
Figma Draw | AIを活用した図形や線の手描きツール |
Figma Buzz | チーム内で情報共有するコミュニケーション機能 |
Figma Sites | 簡単にWebサイトを構築・公開できる機能 |
Figma Make | AIでデザイン案を生成する支援ツール |
Figmaのシート3種類では、それぞれ扱える製品が異なる仕組みになっています。
コラボシート | Devシート | フルシート | |
---|---|---|---|
FigJam | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
Figma Slides | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
Dev Mode | 利用不可 | 利用可能 | 利用可能 |
Figma Design | 利用不可 | 利用不可 | 利用可能 |
Figma Draw | 利用不可 | 利用不可 | 利用可能 |
Figma Buzz | 利用不可 | 利用可能 | 利用可能 |
Figma Sites | 利用不可 | 利用不可 | 利用可能 |
Figma Make | 利用不可 | 利用不可 | 利用可能 |
Figma Sitesを利用できるのは、「フルシート」のみになります。コラボシートやDevシートで契約してしまうと、Figma Sitesは利用できないので注意しましょう。
Figma Sitesで作られたサイト事例
実際に、Figma Sitesで作られたサイト事例を紹介していきます。
①:Purrfect Life


フォーシーズンズ株式会社様の制作担当者が、作られたテストサイトになります。
ホバー時のアクションが設定されていたり、出現時のアニメーションも実装されていたりなど、一般的サイトと同様であるため、Figma Sitesで作られたかは一見わかりません。
共有ドメインで公開しているため、「https://〇〇.figma.site/」というドメイン名になっています。
②:Mamoo公式サイト


デザインみー様の「mamoo(マモー)」というブランドの紹介サイトです。
2時間ほどで作ったサイトみたいですが、世界観がしっかり表現されています。実際にサイトを覗いてみるとわかるとおり、まったくノーコードで作ったサイトとは思えません。
デザイナーのスキルがあれば、Figma Sitesでも格好良いサイトが作れるというのがわかります。
Figma Sitesに関するよくある質問
まとめ
今回の話をまとめると、Figma Sitesは「有料プラン×フルシート」でないと利用できません。
スターター | プロフェッショナル | ビジネス | エンタープライズ | |
---|---|---|---|---|
コラボシート | 利用不可 | 利用不可 | 利用不可 | 利用不可 |
Devシート | 利用不可 | 利用不可 | 利用不可 | |
フルシート | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
また現在のところ、Figma SitesはCMS機能・フォーム機能が使えず、まだまだ実用的ではありません。
Figmaでデザインが作れるなら、今なら少し手が掛かったとしても「Figma to STUDIO」を用いて、ノーコードWeb制作ツールのSTUDIOでサイトを作るのがおすすめです。
STUDIOであれば、CMS機能やフォーム機能はもちろん使えるだけでなく、SEO対策もしっかり行えます。
弊社ではSTUDIO制作代行サービス「ラク子」を運営しておりますので、STUDIO実装だけ外注いただくことも可能です。気になる方は、ぜひ以下よりサービスサイトをご覧ください。


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