ホームページの維持費が無料?ビジネス目線では完全NGな理由を解説!
NetflixやAmazonプライムなど近年、サブスク型のサービスが数々と出てきています。中には「毎月の維持費がキツイな〜」と感じている方もいることでしょう。
ホームページも維持費が毎月かかると思われがちですが、実は維持費を無料にするツールがあります。
そこで今回は、ホームページの維持費を無料にするツール7つを紹介します。
誰でも使えて、かつ操作が簡単なツールばかりです!
- ホームページの維持費を無料にする方法
- ホームページの維持費の内訳4つ
- ホームページを維持するうえでの注意点について
ですが無料のツールには、大きなデメリットがあるのも事実です。なぜビジネスで無料ツールが使われないのかも具体的に説明していきます。
これからホームページを作成する方は、ぜひ参考にしてみてください!
ホームページの維持費は無料にできるのか?
ホームページに限らずですが、維持費はなるべく抑えたいはずです。
そこで維持費が無料のホームページはあるのか、詳しく説明していきます。
【結論】無料のホームページ作成ツールなら可能!
上記のとおりですが、無料のホームページ作成ツールなら可能です。
- Googleサイト
- STUDIO(スタディオ)
- Wix(ウィックス)
- ペライチ
- Jimdo(ジンドゥー)
- Ameba Ownd(アメーバオウンド)
- WordPress(ワードプレス)
「維持費がかからないってことは、初期費用がかかるの?」と思われるかもしれません。ですが上記のツールでも無料プランを選べば、基本的には初期費用もかかりません!
節約したい個人事業主の方、小規模事業者にとっては心強いツールです。
無料プランはビジネスに向いてないので注意
ただし、先ほど紹介したツールでも、無料プランはデメリットが付き物です。
- 常に広告が表示される
- 独自ドメインが利用できない
- SEOが弱い
- デザインが限られている
- 素人感があるので信頼感にかける
無料プランは「勝手に広告が表示される」と「独自ドメインが利用できない」のダブルパンチなのでビジネス利用には向いていません。
まったく関係ない広告が、企業サイトに張り巡らされていたら、不信感しかないはずです!
またサイトの質が低いと、「信頼性のない企業だな〜」と思われかねません。サイトを見ただけで評価が落ちるのは勿体ないですよね。
なのでホームページ作成ツールの無料プランは、基本的におすすめしていません!
WordPressで作ったホームページは4種類の維持費がかかります!
では無料プラン以外でホームページを作成すると、維持費はどうなるでしょうか。
この章では、ホームページ作成ツールの中でも1番人気の「WordPress」の維持費について紹介します!
結論からいうと、下記4種類の維持費がかかるようになります。
- 維持費(サーバー代・ドメイン代など)
- 管理費(トラブル対応・セキュリティ対策など)
- 更新費(デザイン修正・ホームページの内容変更など)
- 運用費(SEO対策・アクセス解析など)
それぞれ費用の内訳を詳しく説明していきます。
ただし、すべての費用が必須なわけではありません。
自社でホームページを管理する場合も、他社で管理してもらう場合も、必須なのは「維持費」のみです。
そして他社に管理してもらう場合、任意で「管理費」や「更新費」や「運用費」を払うことになります。
種類①:維持費(必須)
ホームページをネット上で表示させるには、維持費が必要になります。
- サーバー代:月1,000~1,500円ほど
- ドメイン代:年1,000~4,000円ほど
- SSL:無料〜3,000円ほど
サーバーは、ホームページを構成する様々なデータやファイルを格納するのに必要です。基本的にレンタルサーバーを契約しなければなりません!
有名どころだと、「Conoha Wing」や「Xserver」などがあります!
そしてドメインは、サイトの住所です。ドメインを取得しなければ、サイトを表示する場所がなくなってしまいます。
ドメイン代はおよそ年1,000~4,000円ほどです。
「.com」であれば年額1,500円程度、「.jp」であれば4,000円〜5,000円程度です!
またSSLはセキュリティに関する仕組みです。ホームページの信頼性のために必須の設定ですが、無料〜3,000円ほどします。
種類②:管理費(任意)
ホームページを正常な状態に保つために必要なのが、「管理費」です。
修正具合によって費用は変わりますが、1ページにつき3,000円〜12,000円くらいかかります!
具体的には、下記のような管理があります。
- トラブル対応(急なバグ・障害など)
- セキュリティ対策(プラグインの更新など)
- CMSのアップデート(WordPressのバージョン管理)
上記を怠っていると、せっかくホームページに訪れてくれても、すぐに離脱される原因になります。
自社で管理できない場合は、なるべく管理をお願いするようにしましょう!
種類③:更新費(任意)
サイト内の画像や文章、そしてデザインの修正など、ホームページの内容を変えるのに必要なのが「更新費」です。
またニュースの更新なども外注するのであれば、基本的に更新費に含まれます。
更新のボリュームによって、費用は大きく変わってきます。ボリュームが小さいものであれば3,000円ほどから依頼でき、ボリュームが大きいものだと3~5万円などかかります。
デザインの修正はコーディングのスキルが必要なので、初心者には難しいかもしれません。ですがサイト内の文章や画像、ニュースの更新などは初心者でも触りやすい部分です。
なるべく節約したい方は、ホームページ作成前に「ニュースの更新は自分たちでできるようにしてください」と頼んでおくようにしましょう。
種類④:運用費(任意)
ホームページは作って終わりではありません。むしろ、作った後にどのように運用して集客するのかという話です。
その運用を任せるときに、発生するのが「運用費」です。
- アクセス解析費用(Googleアナリティクスの分析など)
- SEO対策費用(コンサルティングなど)
- 広告宣伝費用(リスティング広告・SNS広告など)
運用費に関しては、ピンキリです。SEO対策にしても本格的な支援を依頼するのであれば、数十万円かかってしまうケースもあります。
予算に合わせて、運用費をコントロールしましょう!1番お金がかかる部分なので注意!
ホームページ作成ツールを使った場合の維持費について
先ほどはWordPressを用いた場合の、維持費について解説してきました。
ではホームページ作成ツールを使うと、維持費はどうなるのか。今回はその中でも有名な「STUDIO」と「Wix」と「ペライチ」と「Jimdo」の維持費について見ていきます。
冒頭で「ビジネス的にNG」といったのは、上記ツールの無料プランの場合です!STUDIO・Wix・ペライチ・Jimdoはすべて有料プランがあるので、有料プランに契約した場合の維持費について紹介します!
上記4つのツールは初心者のためのツールであるため、基本的には管理・更新・運用などは自分で行うことになります。
管理・更新・運用の外注費用はなくなるため、毎月かかるのはサービス利用料金(=維持費)のみです。
STUDIO
STUDIOは、2024年12月から料金プランが新しくなります。
プラン名 | 概要 | 料金 |
---|---|---|
Mini | 1ページ構成のサイト向き | 590円/月〜 |
Personal | 個人向けWebサイト・ブログ向き | 1,190円/月〜 |
Business | ビジネス用途のWebサイト向き | 3,980円/月〜 |
Business Plus | 大規模サイト向き | 9,980円/月〜 |
日本初のノーコードツールであるSTUDIOは、コストパフォーマンスも最強です。
ランディングページだと月額590円で運用でき、かつ小規模サイトなら1,190円で運用できます!
そして他ツールと異なるのは、「デザイン性能が高い」ということです。白紙からデザインできるので、Webデザイナーが作ったデザインももちろん実現可能です。
「サイバーエージェント」や「電通」や「クックパッド」など名だたる企業が、STUDIOを用いてサイトを作っているほどです。ノーコードでサイトを制作するなら、まずSTUDIOを選択肢に入れておきましょう。
Wix
1番安いプランでも、「1,200円/月」です。
そしてパーソナルプランは、データ容量が2GBまでと少ないだけでなく、サイト分析機能が使えないといったデメリットがあります。
正直パーソナルプランはビジネス観点では物足らないので、基本的には「スモールビジネス」か「ビジネス」のプランがおすすめです!
そうなると、月額2,000円以上かかってしまいます。
WordPressの維持費が月額1,000円〜1,800円くらいで、「データ容量の制限なし」、「共同管理者は何名でもOK」、「プラグインでカスタマイズし放題」なので少し勿体ないような気もします。
ペライチ
ペライチも1番安いプランで、「1,465円/月」です。またページ数は3ページまでと制限されるので、あまり実用的ではありません。
ビジネス利用を考えると「レギュラー」もしくは「ビジネス」あたりが無難です。
ペライチは操作が簡単なので、誰でもサイトを作りやすいですが、その分コストパフォーマンスは悪い印象です!ページ数が多ければ多いほど、割高になってしまいます!
また1番高いプランでもページ数の制限が20枚までとなっています。
ページ数の少なさはSEO対策にもマイナスに働くので、本気でSEO集客をしたい方はあまりおすすめできないです。
Jimdo
ホームページで集客をしたいなら、AIビルダーの「GROW」プランがおすすめです!
検索エンジン最適化できるので、SEO観点で有利!月額はおよそ1,590円なので、まだリーズナブル!
もしホームページにEC機能を持たせたいのであれば、クリエイターの「BUSINESS」プランがおすすめです!
月額およそ2,600円かかってしまうので、少し割高ではあります!
ホームページを維持するうえでの注意点
ホームページを維持するには、大きく2つのパターンがあります。
- 自社でホームページを管理する
- 外部にホームページ管理を依頼する
それぞれどのような注意点があるのか、紹介していきます。
自社でホームページを管理する場合
自社でホームページを管理する場合の、注意点は下記のとおり。
- デザインの変更など専門的な部分は必ず任せる
- サイトを作成してもらう際に、自社で管理することを伝える
- サイト管理のマニュアルなどを作ってもらう
デザインの変更は、HTMLやCSSのスキルが必要であり、初心者がわからずに触ってしまうとデザイン崩れが起きてしまいます。
なので基本的には外部に委託するようにしましょう。
また自社で管理する場合は、サイト作成前にWeb制作会社に「自社で管理すること」を伝えておくことが大事です。
初心者でも管理がしやすいようなサイト作りをしてくれます!告知が遅れてしまうと、追加料金が発生する可能性もあります!
外部にホームページ管理を依頼する場合
外部にホームページ管理を依頼する場合の、注意点は下記のとおり。
- サポート体制は整っているのか確認する(電話で連絡取れるのかなど)
- サイトの管理や運用は具体的に何をやってくれるのか
何かバグが発生したり、トラブルが発生したときに、緊急で対応してもらえるのかは必ず確認しておきましょう。
例えば連絡手段がメールのみだと、スピード感に欠けてしまいます!電話やZoomでの連絡は可能なのか、などしっかり確認しておくことが大事です!
またサイトの管理や運用は具体的に何をやってくれるのか。もしっかり確認しましょう。曖昧にしていると、よくわからない費用まで請求される可能性があります。
後々トラブルになることがあるので、サイト公開前にしっかり詰めておくことが大切です。
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