Canvaでホームページ制作するデメリット4選|制作事例も紹介!

デザインツールとして人気なCanva(キャンバ)ですが、「ホームページ制作ツールとしての評価ってどうなの?」という声をよく聞きます。

正直に言います。ホームページ制作ツールという観点だけで見ると、かなり役不足なツールです。

Kaji

当然のことですが、専門のホームページ制作ツールの方が質は高いです!

ですが中には、「扱い方に慣れているので、なるべくCanvaでホームページを作りたい!」という方もいることでしょう。

今回は、Canvaでどのようなサイトが作れるのか、そしてCanvaのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

この記事でわかること
  • Canvaでどのようなホームページが作れるのか
  • Canvaの料金プランについて
  • Canvaでホームページを制作するメリット5選
  • Canvaでホームページを制作するデメリット4選
  • Canvaを使ったホームページ制作事例3選

Canva以外のおすすめホームページ制作ツールに関しては、以下の記事にまとめています。

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目次

Canvaはどのようなホームページが作れる?

Canvaで作れるホームページは限定的であるため、まずはどのようなサイトが作れるのかを見極めておきましょう。

Canvaで作れるホームページの特徴
  • 1枚型のホームページ(複数ページは不可)
  • 1ページの長さは無制限
  • Canva内のイラストや画像が使える
  • 無料ドメインで公開可能(有料プランだと独自ドメインもOK)

1番注意すべきポイントは、「1ページ型のホームページ」しか作れないということです。第1階層のトップページしか作れません。

つまり、下記のような下層ページが用意されたホームページは作れないということです。

Kaji

他のホームページ制作ツールだと第2階層や第3階層まで実装できますが、Canvaでは「トップページ」以外は実装できません!

複数ページ型のホームページを検討している方は、Canvaでのホームページ制作は諦めるようにしましょう。

無料で複数ページのホームページを作りたいなら、圧倒的に「STUDIO」がおすすめです。興味のある方は、ぜひSTUDIOを検討してみてくださいね!

Canvaでホームページ制作すると料金はいくら?

Canvaにおけるホームページ制作の料金は、基本的には無料です。

ただし無料プランで運用すると、「独自ドメインが使えない」というデメリットがあります。

無料プランと有料プランのドメインの違い
  • 無料プラン:「https://〇〇.my.canva.site/」の共有ドメイン
  • 有料プラン:「https://〇〇.com/」や「https://〇〇.co.jp/」などの独自ドメイン

もし独自ドメインでホームページを運営したいなら、有料プランで契約しなければなりません。

Kaji

「独自ドメインなんか必要ない!」という方は、初期費用・維持費用0円でホームページを運営できます。

ちなみに有料プランの具体的な料金は、下記のとおりです。

CanvaプロCanvaチームス
月払い1,180円/月1,500円/月
年払い11,800円/年15,000円/年
Kaji

個人事業主の方だと「Canvaプロ」で十分なので、月額1,180円もしくは年額11,800円で独自ドメインのホームページを運営できます!

Canvaでホームページを作るデメリット4選

Canvaでホームページを作るデメリットは、下記の4つになります。

Canvaでホームページを作るメリット5選
  • 1ページ型のホームページになる
  • お問い合わせフォームが付けられない
  • SEO対策に向いてない
  • 外部サービスとの連携ができない

それぞれ具体的に説明します。

1ページ型のホームページになる

繰り返しになりますが、1番のデメリットは1ページ型のホームページしか作れないことです。

作った時はいいかもしれませんが、困るのはホームページを拡張したい時です。1ページに情報を詰め込むしかないので、複雑でわかりにくホームページになってしまいます。

逆に、複数ページのホームページを作れる場合、下記のように1ページごとに情報をほどよくまとめられます。

「ゆくゆくホームページ規模を大きくしていきたい」や「徐々にアップデートしていきたい」と考えている方にとっては痛いデメリットになるでしょう。他ツールに乗り換える時も0から作り直さないといけないので、かえって手間が掛かってしまうはずです。

Kaji

該当する方は、違うツールを必ず選ぶようにしましょう!

お問い合わせフォームが付けられない

他ツールにはないデメリットして挙げられるのが、お問い合わせフォームが付けられないことです。

例えば、ノーコードツールで有名な「STUDIO」であれば、STUDIO自体にお問い合わせフォーム機能が準備されているので、STUDIO内だけでお問い合わせフォーム設置まで可能です。

一方でCanvaの場合、お問い合わせフォーム機能がそもそもないため、外部のお問い合わせフォーム機能と連携しなければなりません。

Kaji

「formrun(フォームラン)」や「Googleフォーム」あたりと連携するのが一般的です!

1つのプラットフォームで管理ができないので、不便に感じることでしょう。

個人的におすすめな「STUDIO」は無料プランでもお問い合わせフォームを設置できる、超優秀ツールです。気になる方はぜひ以下の記事もチェックしてみてください。

SEO対策に向いてない

Canvaは他のホームページ制作ツールと比べると、SEO対策に向いていません。

専門的な用語を並べてしまうと、「は?なにそれ」となってしまうので割愛しますが、簡単にいうと最低限のSEO設定しかできません。

Kaji

サイトタイトルやメタディスクリプションなど最低限のみ!

最低限のSEO対策しかできないと、検索上位に表示される可能性が低くなるため、検索エンジン(GoogleやYahoo!)からの集客が難しくなってしまいます。

ホームページ制作はしっかりSEO対策をすれば、検索エンジンから集客することは十分可能です。なので、もし本格的にSEO集客を考えているのであれば、Canvaは選ばないようにしましょう。

外部サービスとの連携ができない

ホームページ運営に必須である「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」ですが、Canvaで作ったホームページでは連携することができません。

Googleアナリティクスはデータを分析してサイト改善、GoogleサーチコンソールはSEOを強化する上で必須のツールです。

その他のホームページ制作ツールであれば、有料プランに移行しないと連携できないなどの制限はありますが、基本的には連携できるようになっています。

外部サービスと連携できないというデメリットはCanvaならではといえるでしょう

Canvaでホームページを作るメリット5選

Canvaでホームページを作るメリットは、下記の5つになります。

Canvaでホームページを作るメリット5選
  • 完全無料でホームページを運営できる
  • デザインの知識が必要ない
  • パスワードでアクセス制限できる
  • 写真やイラストなどの素材が多い
  • スマホで編集できる

それぞれ具体的に説明します。

完全無料でホームページを運営できる

Canvaはドメインやサーバーの準備が必要ないので、完全無料でホームページを運営できます。

Kaji

初期費用0円、そして維持費用も0円!

「後から請求が来ることは?」と心配になる方もいるかもしれませんが、一切請求はきません。

よく比較されるWordPressだと自分でドメインやサーバーを準備しないといけないので、どのようなホームページを運用するにしても月額1,000円〜2,000円近くはかかってしまいました。

ですが、Canvaはサーバー・ドメインがサービス側で勝手に用意してくれています。なので追加請求を心配する必要もありません。

初心者でも感覚的にホームページを作れる

またCanvaは、初心者でも感覚的にホームページを作れるようになっています。

というのも「ドラッグ&ドロップ」だけで、デザインのレイアウト変更・要素の追加や削除といった基本操作ができるからです。

Kaji

移動させたい要素をマウスでクリックして、移動したい場所までカーソルを動かし、移動先でマウスのボタンを離すだけ!PC初心者でも簡単にできます!

本来のホームページ制作はHTML/CSSといった言語を習得しなければなりませんでした。ですがCanvaだとそのような専門知識がなくても、感覚的にサイトを作れるようになっています。

またコーディング不要なので、スピーディーにホームページを作成できるのもメリットといえるでしょう。

パスワードでアクセス制限できる

またCanvaは無料プランでも、パスワードでアクセス制限が掛けられます。

パスワード保護すれば、下記のような手順でサイトにアクセスできるようになります。

「アクセス制限ってどのような時に必要なの?」と思われるかもしれませんが、活躍するのは社内用サイト・既存顧客だけに見せたいサイトなどです。

他ツールだと、有料プランに移行しないとサイトをパスワード保護できなくなっているケースも多いので、Canvaならではのメリットといえるでしょう。

写真やイラストなどの素材が多い

Canvaはホームページ内で使う写真やイラストなどの素材が多いのも特徴的です。

他ツールだと写真やイラストが充実していないため、写真やイラストは別のサイトからダウンロードしてくるケースがほとんどです。

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多くのサイトに会員登録して、ダウンロードする作業がとにかく手間です!また無料プランだとダウンロード規制をかけているサイトも多いです!

Canvaは無料プランだと使えない素材が一定数あるものの、それでも他ツールと比べると使えるイラスト・画像は圧倒的に多いです。

「ホームページ作成は1つのサービス内で完結させて作りたい」という方には、最適なツールだといえるでしょう。

スマホで編集できる

Canvaならではのメリットして挙げられるのが、「スマホで編集できる」という点です。

もちろんPCでサイトを編集する方が効率的ではありますが、外出先でサクッと編集したいというニーズもあります。

そんな時でも、Canvaであれば安心!スマホでCanvaにログインすれば、テキスト・画像修正などの簡易的な作業も行えてしまいます。

Kaji

普段あまりパソコンを触らない人にもおすすめです!

Canvaで作られたホームページ事例3選

次に、Canvaで作られたホームページ事例を3つ紹介します。

Canvaで作られたホームページ事例3選
  • お菓子教室 Sweet School
  • ささき動物病院
  • ライターのポートフォリオサイト

Canvaでどのようなサイトが作れるのか、ぜひ参考にしてみてください!

事例①:お菓子教室 Sweet School

(引用元:お菓子教室 Sweet School

Canvaで作られたサイト事例の1つ目は、「お菓子教室 Sweet School」です。

Canvaで作ったとは思えないクオリティです。レッスン内容、講師プロフィール、生徒の作品例、よくある質問などが用意されており、レッスン予約までの導線がうまく引かれています。

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デザイン・中身の質ともクオリティの高いサイトです。

事例②:ささき動物病院

(引用元:ささき動物病院

Canvaで作られたサイト事例の2つ目は、「ささき動物病院」です。

サービスサイトとして活用されており、動物病院で受けられるサービス内容が網羅的にまとめられています。

背景色を工夫したり、装飾のイラスト・画像を入れることによって、デザイン制の高いサイトへと昇華しています。

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色の組み合わせが綺麗であるため、デザインが全体的にまとまっています!

事例③:ライターのポートフォリオサイト

(引用元:ベルフレーズ

Canvaで作られたサイト事例の3つ目は、「ライターのポートフォリオサイト」です。

インスタグラムやX(旧称:Twitter)などと連携がされており、興味をもったお客様をスムーズに誘導できるように設計されています。

また外部サービスである「Googleフォーム」を利用して、お問い合わせフォームを上手に設置しています。

Canvaのホームページ制作に関するよくある質問

最後に、Canvaのホームページ制作に関するよくある質問に答えていきます。

独自ドメインで運用はできますか?

独自ドメインでの運用は、Canva Pro以上の有料プランのみ利用できます。

完全無料でホームページを運営する場合は、独自ドメインが利用できませんので注意しましょう。

複数ページのホームページは作れないですか?

複数ページのホームページは作れません!

下層ページを作れないので、基本的には1枚型のホームページになります。

ポートフォリオサイトやランディングページには向いていますが、コーポレートサイト(企業サイト)やサービスサイトには不向きかもしれません。

複数ページのホームページを作りたいなら、潔く別ツールを検討するようにしましょう。個人的には「WordPress」や「STUDIO」あたりのツールがおすすめです。

CanvaとWordPressはどっちがおすすめですか?

サイトを作成する目的によります。

例えば、無料でホームページを運営したい場合、サクッと短時間で作りたい場合はCanvaがおすすめです。

一方で、SEO集客を本格的にやりたい場合、サイトを長期的に運用したい場合はWordPressがおすすめです!

両ツールを比較した記事は「ホームページはCanvaとWordPressどっちがおすすめ?違いについて解説!」です。ぜひ参考にしてみてください!

Canvaで作ったホームページは検索できないという噂はホント?

いえ、Canvaで作ったサイトも検索結果に反映されます。

検索しても引っかからない理由として、下記が挙げられます。

  • まだGoogleにインデックス登録されていない
  • サイトの質が低い(文字数少ない・表示スピードなど)
  • Googleから手動ペナルティを受けている
  • noindexタグを設定している

大体のケースは「まだGoogleにインデックス登録されていない」です。

サイトは公開してすぐに検索結果に反映される訳ではありません。

Googleのロボットがあなたのサイトを閲覧して、「このサイトは価値があるな!」と判断してくれたらインデックスされて検索結果に反映されるという仕組みです。

インデックスされるまでに数日〜1週間程度を要することが多いので、サイト公開後は少し待ちましょう。

それでも検索結果に反映されない場合は、「サイトの質が低い」や「ペナルティを受けている」といった可能性が高いです。

ホームページ制作は「Terace」にお任せ!

当メディアを運営する私達も、ホームページ制作のサービス「ラク子」を運営しています。

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  • 納品後1ヶ月間は無料の電話サポートあり
  • 自社更新できるホームページが作れる
  • ホームページ制作期間中は何度でも無料相談できる
  • 顔の出ているフリーランス3人が運営
  • 維持費0円でホームページを運営できる

また「ラク子」の料金プランは、下記のとおりです。

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この記事の執筆者

同志社大学を卒業後、新卒でレバレジーズ株式会社に入社。現在はメディア責任者をやりながら、Terace(テラス)のフロントエンドエンジニアとして活動しています。企業と提携してSEOコンサルなどもやっています。SEO検定1級保有

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