【トラブル多発？】Wixをおすすめしない理由5選！メリット3選も紹介！

プログラミングスキルがなくても、ホームページやWebサイトを無料で作れるWix。

簡単にサイトを作れる手軽さに惹かれる人も少なくありません。ただし、その理由だけで「Wixにしよう！」と決めてしまうのは危険です。

最悪のケースだと、サイトが消滅してしまう可能性があり、これまで築いてきたサイトが一瞬で吹き飛んでしまいます。

本記事では、これまで数々のホームページやブログを作成してきた私が、「Wixをおすすめしない理由5選」について詳しく解説していきます。

Wix以外のおすすめ無料ホームページ作成ツールを知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください！

Wixをおすすめしない理由5選

それでは早速、Wixをおすすめしない理由5選について紹介していきます。

それぞれ詳しく説明します。

途中でテンプレート変更ができない

Wixはテンプレートが800種類以上存在しますが、最初に決定したテンプレートから変更することができません。

仮にデザインを変更するなら、サイトを追加して1からまた作り直さなければなりません。

WordPressならテーマを変更するだけで、デザインをガラッと変えられるので臨機応変に対応できますが、Wixは対応できません。

そのため、最初のテンプレート選びは慎重に行うようにしましょう！

サイトが消滅する可能性がある

Wixの最大のデメリットは、サイトが消滅する可能性があることです。

なぜならWixはサービス上にサイトを作る仕組みになっているからです。Wixがサービス終了すれば自動的にあなたのサイトも抹消されます。

実際、昔あったYahooブログはサービス終了とともに、別ブログへの乗り換えが強要されました。

またWixはデータのエクスポートができません。ブログ・サイトの引っ越し時は、すべて手動で行わなければなりません！

仮にサイト規模が小さければ半日〜1日くらいで引っ越しが終わるかもしれませんが、大規模サイトになれば1週間近くかかる可能性もあります。

エクスポート機能を持っているホームページ作成ツールだと、5分〜10分で引っ越しできるので、それと比べると不便だと言わざるをえません。

無料プランだと広告がつく

Wixは複数プランがありますが、無料プランだと広告が表示されてしまいます。

下記はWixのプラン表ですが、広告を非表示にするには月額1,200円以上を払わなければなりません。

WordPressだと月額1,000~1,500円ほど払えば、広告は非表示・カスタマイズは完全自由・共同管理者も10人以上OKなど、やれることが無限大です。

そのため、Wixの有料プランに契約するのであれば、個人的にはWordPressの方がおすすめですね！

サポート体制が整っていない

初めてサイトを作成する方にとって、大きなデメリットになるのがサポート体制が整っていない点です。

というのもWixはイスラエル発のサービスであり、国内にサポート窓口が存在しないからです。

ちなみにWixにおける問題点を解決する方法は、下記の2つです。

基本的に①→②の手順になりますが、メールで問い合わせるのは文字で状況を説明しないといけないので、結構ハードルが高いです。

一方で、電話は折り返し連絡をもらう形式になっているため、すぐに問題を解決できません。

もしサポートの質を重視したいなら、日本発のノーコードツールを選ぶのがおすすめです。日本語で問い合わせられるだけでなく、サポートの質も高いです。

個人的には「STUDIO」というノーコードツールをおすすめしています。サポートの質はもちろん、デザイン性の高さ・SEO対策に関しても長けています。

無料プランだと機能制限が掛かってしまう

無料プランだと機能制限が掛かってしまうのも、Wixのデメリットです。

特に、独自ドメインを設定できないことは致命的です。

「ドメインなんか気にしないよ、、、」と考えている方もいるかもしれませんが、企業の信頼性・ブランドなどを考慮すると独自ドメインは大前提です。

有名企業のサイト・テレビで見るような企業のサイトの99％は、独自ドメインで運用されているレベルです。

ネットに少しでも詳しい方が見れば、このサイトは「無料で作っているな！」とすぐに判断できてしまいます。人によっては「お金を掛けていないので信頼できない」と感じてしまう方もいることでしょう。

コーポレートサイトなど企業の看板になるようなサイトを作成したいなら、無料プランは避けるのが無難といえます。

Wixを選ぶメリット3選

Wixは全世界で2.5億人以上のユーザーが利用しているツールです。もちろん、Wixだけのメリットも存在します。

それぞれ詳しく説明します。

プログラミングの知識が必要ない

ホームページ作成には基本的にHTMLやCSSなどの知識が必要ですが、Wixであればまったく必要ありません。

なぜならWixはドラッグ&ドロップでサイトを作れるからです。

サイト内の写真も自由自在に設置できたり、文章も好きな位置に配置できたりします。CMSとして1番有名なWordPressでさえ、多少のプログラミング技術がないと自由自在にカスタマイズできません。

その点、Wixはマウス操作だけで洗練されたサイトを作れるので、パソコン初心者にはおすすめといえるでしょう。

デザインのテンプレートが豊富

またWixは他ツールと比べても、デザインのテンプレート数が豊富です。

比較表は、以下のとおり。

	Wix	ペライチ	Jimdo	Ameba Ownd
テンプレート数	800種類以上	600種類以上	40	20

別のホームページ作成ツールと比べても、テンプレート数は圧倒的です。そしてテンプレートは、多種多様なカテゴリー・業種に対応しています。

すべて無料で提供されているテンプレートであるため、多くの選択肢のなかから1番適したテンプレートを選べます。

デザインに凝ったサイトを作りたい方には、おすすめといえます。

初期費用0円でサイトを作れる

一般的にサイトを作るとなれば、独自ドメイン・サーバー契約など初期費用がかかります。

しかし、Wixであればドメインやサーバーなどの契約は必要なく、メールアドレス登録のみでホームページ制作を始められます。

無料プランであれば、初期費用もかからなければ、月額費用も一切かかりません！

「ランニングコストをなるべく抑えたい！」という方にも、優しいサービスです。

Wixをおすすめしないケース3選

次に、Wixをおすすめしないケース3選を紹介します。当てはまる方は、なるべく別ツールを検討するようにしましょう。

それぞれ具体的に説明します。

サイト管理は自分・自社で行うケース

Wixで作ったサイトをすべて自分・自社で管理する場合は、あまりおすすめできません。

まず1つ目は、サポートの弱さです。電話サポートが用意されていますが、折り返しを待つ形式なので緊急のトラブルの時に困ります。

Web制作を生業にしてない人からすると、Wixがノーコードツールとはいえ操作するのは難しいです。なので必ずサポートが必要になる時は来ます。ですがすぐにサポートを受けられないことを考えると、ストレスが溜まりやすいといえるでしょう。

また自分・自社で管理するのをおすすめしないのは、Wixの操作に慣れるまでに時間がかかるからです。

例えば、週2~3回の頻繁なペースでサイト管理を行うなら、すぐに操作方法を覚えられるはずです。ですが問題なのは、月1~2回しかサイト管理しない場合です。

頻繁にWixを触らないと、やはり操作をマスターすることは難しいです。なので毎回サイトをいじろうとしても「思い通りにいかないな〜」と頭を悩ませることになってしまいます。

なので、サイト管理を自分・自社で行うケースではWixをおすすめできません！

コンテンツSEOで集客するケース

またコラムやブログ記事などを入れて、コンテンツSEOで集客するケースにも向いていません。

Wixは装飾機能が少ない&CSSで編集できないので、やはり単調なコラム（ブログ記事）になってしまいます。コンテンツSEOがメジャーになってきてる今、これだと差別化が図れないので不利になってしまいます。

また致命的なのが、「コンテンツ量が増えると動作が重くなる」ということです。コラム（ブログ記事）で検索上位を目指していこうと、やはりボリュームが大きくなるものです。

ですがWixにおいては、ボリュームを増やすと動作が重たくなってしまうことに繋がります。

もし本格的にコンテンツSEOをやっていきたいなら、装飾が多くあって、かつ動作が重たくならない「WordPress」あたりがおすすめと言えるでしょう。

コーポレートサイトを作りたいケース

またコーポレートサイトを作りたいケースにも、Wixは向いていません。

なぜならコーポレートのような複数ページを要する場合、Wixの管理画面が複雑になりすぎてしまう可能性があるからです。

なので、Wixはポートフォリオサイト・個人サイトのような比較的小規模なサイトに向いているといえます。

もしコーポレートサイトなどページ数多めのサイトを作りたいなら、「STUDIO」の方がコスパ良く、かつ管理が簡単なサイトを作れます。STUDIOでどのようなサイトが作れるのか、気になる方はぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

Wix以外のおすすめホームページ制作ツール2選

ホームページ制作ツールを適当に決めてしまう人が多いですが、個人的にはツール選びこそ慎重に行うべきと考えています。

なぜなら適当に選んでしまうとサイトの作り直しになり、無駄な時間・費用などのコストが掛かってくるからです。

ここではWix以外のおすすめホームページ制作ツール2選を紹介します。

それぞれ具体的に説明します。

ツール①：STUDIO

個人的に1番おすすめしているツールが「STUDIO」です。

メリット	デメリット
デザイン性が圧倒的に高い 無料プランが充実している サポートが充実している	ツールの扱いが少し難しい 新しいツールなのでまだ情報が少ない

他のノーコードツールとの決定的な違いは、デザイン性の高さです。STUDIOは完全オリジナルのデザインでも難なく再現できてしまいます。

ただし、初心者がサイト制作をするには少しハードルが高いです。独学でSTUDIOの使い方を学ぶ、 or サイト制作を外部に委託するのがおすすめです。

STUDIOはノーコードツールであり、従来のサイト制作よりも外注費用を抑えられるので、外注してしまうのもおすすめです！

ツール②：ペライチ

Wix以上に簡単にサイトを作れるツールだと「ペライチ」が挙げられます。

メリット	デメリット
ツールの操作がとにかく簡単 ドラッグ&ドロップのみで制作可能 予約やオンライン決済を使える	デザイン性が低い 簡易的なSEO対策しかできない 料金プランが割高

ペライチの最大の特徴は「手軽さ」です。とにかく簡単にホームページを作れるので、初めてのホームページ制作でも挫折することなく作れます。

しかし、素人向けツールであるがゆえ、本格的なデザインは再現できません。

料金プランも割高に設定されているので、運営する期間が長ければ長いほど、無駄な出費が多くなってきます。もし5年以上サイトを運営する予定なら、比較的コスパのいい「STUDIO」や「WordPress」を選ぶのがおすすめです！

ペライチの評判やメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧になってみてください！

ホームページ制作は「Terace」にお任せ！

まとめ

今回は、Wixをおすすめしない理由5選について紹介してきました。

簡単におさらいします。

他のノーコードツールと比べてサポート体制が弱いため、初めてのホームページ運営には少し不安が付き纏ってしまいます。

安心してホームページを運営したいなら、ぜひ日本発のツールである「ペライチ」や「STUDIO」を検討してみましょう。