FramerとStudioはどっちがおすすめ?7項目で比較!

「FramerとStudio、結局どっちがいいの?」ホームページを作ろうと調べ始めると、この2つのツール名が出てきます。

どちらもコードを書かずにサイトが作れるノーコードツールです。

しかし、料金も機能も中身はまったく違います。自社に不適切なツールを選ぶと、月額費用がかさんだり、操作に挫折して放置したりする事態になりかねません。

この記事では、FramerとStudioを7つの項目で徹底比較します。

あなたの事業に合うツールがどちらか、読み終わる頃にはハッキリしているはずです。

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目次

FramerとStudioの違いとは?【比較表あり】

FramerとStudioの主要な違いを6項目で比較した図解(開発元・日本語対応・最安プラン・デザイン自由度・学習コスト・決済通貨)

私はStudioでこれまで10件以上のサイトを制作してきました。Framerも検証用に触っています。両方を使った実感として言えるのは、「どちらが優れているか」ではなく「誰が使うか」で正解が変わるということです。

まずは全体像をつかむために、主要な違いを一覧で整理しました。

比較項目FramerStudio
開発元オランダ(海外)日本
日本語対応なし(英語のみ)あり(UI・サポート共に日本語)
最安有料プラン1,027円/月(年払い)590円/月(年払い)
CMS(ブログ機能)ありあり
デザインの自由度非常に高い高い
アニメーション強い(直感操作)標準的
テンプレート海外デザイン中心日本向けデザイン中心
学習コストやや高い低い
決済通貨円建て(ローカライズ価格)円建て

ここから7つの項目を順番に深掘りしていきます。

①:料金プラン

FramerとStudioの料金を、同じような機能帯で並べると以下のとおりです。

上記のグラフは、両ツールの個人事業主・零細企業によく選ばれる料金プランです。

個人事業主向け

項目Framer BasicStudio Personal
月額(年払い)1,027円1,190円
ページ数30150
CMSコレクション/モデル15
独自ドメイン
フォーム無制限1,000回

一見するとFramerのBasicプランのほうが160円ほど安く見えます。

しかし、Framer Basicはページ数が30ページまでCMSが1コレクションのみしか使えません。ブログとお知らせを両方作りたい場合、Framerでは上位プランが必要です。

Kaji

Proプラン(3,081円/月)にアップグレードしなければなりません。

一方で、StudioのPersonalプランは1,190円でCMSモデル5つページ数は150ページまで対応します。同じことをやろうとしたとき、Studioのほうがコストを抑えられます。

またFramerは海外ツールですが、日本向けにローカライズ価格が適用されています。円建てで支払えるため、為替レートを気にする必要はありません。ただし本来のドル建て価格より割安に設定されている分、将来的に価格が改定される可能性はあります。

Studioの料金プランについてはStudioの料金プランの完全ガイドで詳しく解説しています。Framerの料金プランはStudioの料金プランの完全ガイドで詳しく解説しています。

②:日本語対応

Studioは日本企業が開発したツールです。管理画面、ヘルプページ、チャットサポートまで、すべて日本語で利用できます。

Framerは操作画面・ヘルプ・サポートのすべてが英語です。たとえばサイトの公開手順でつまずいたとき、ヘルプを読もうとすると英語の記事しか出てきません。

Kaji

エラーメッセージも英語で表示されます!

翻訳ツールを使えば読めなくはありませんが、そのひと手間が積み重なるとストレスになります。

「英語のツールでも大丈夫」と思っている人ほど、要注意です。普段の操作は問題なくても、トラブルが起きたときに英語のサポートしかないのは想像以上に不便です。

ITに詳しくない方にとって、日本語で質問できる安心感は大きな価値があります。

③:デザインの自由度

デザインの自由度は、Framerのほうが一歩リードしています。

Framerはもともとプロトタイプツール(デザインの試作品を作るツール)として開発されました。そのため、スクロールに連動するアニメーションや画面遷移のエフェクトなど、動きのある表現が得意です。

画面の切り替わりにふわっと変化するエフェクト(視覚効果)も簡単に設定できます。

Kaji

ドラッグ&ドロップの操作だけで、プロのデザイナーが作ったような動きを実装できます!

Studioもデザインの自由度は高いです。テンプレートのカスタマイズ性に優れており、直感的にレイアウトを組み替えられます。

ただし、複雑なアニメーションの実装はFramerほど簡単ではありません。

ポイントは「あなたのサイトにアニメーションが必要か」です。個人事業主・小規模のコーポレートサイトであれば、凝ったアニメーションよりも、情報がわかりやすく伝わることのほうが重要です。

「デザインにとことんこだわりたい」という明確な理由がなければ、Studioのデザイン機能で十分対応できます。

Studioでどのようなデザインを実現できるのか知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

④:CMS機能

CMS(コンテンツ管理システム)とは、ブログやお知らせなどのコンテンツを管理・更新する機能です。

両ツールとも搭載していますが、使える範囲に差があります。

◼︎Basicプラン(Framer)とPersonalプラン(Studio)の比較

CMS機能Framer Basic(1,027円)Studio Personal(1,190円)
コレクション/モデル数15
アイテム数1,0001,000
ライター権限なしなし

◼︎Proプラン(Framer)とBusinessプラン(Studio)の比較

CMS機能Framer Pro(3,081円)Studio Business(3,980円)
コレクション/モデル数1010
アイテム数2,50010,000
ライター権限あり無制限

注目すべきは、FramerのBasicプランのCMSコレクション数です。たった1つしか使えません。ブログだけ、またはお知らせだけなら問題ありませんが、両方運用したい場合はProプランへのアップグレードが必須です。

StudioのPersonalプランなら、CMSモデル5つまで使えます。ブログ・お知らせ・スタッフ紹介など、複数のコンテンツを低コストで管理できます。

CMSのモデル数に関しては、認識が少しややこしいので、気になる方は以下の記事をご覧ください。

ホームページを作ったあと「ブログも始めたい」「施工事例を載せたい」と考えている方には、Studioのほうが柔軟性があります。

⑤:テンプレートの質

テンプレートとは、あらかじめデザインされたサイトのひな型です。ゼロからデザインしなくても、テンプレートを選んで文章と画像を差し替えるだけでサイトが完成します。

FramerもStudioもテンプレートの質は高いです。ただし方向性が異なります。

  • Framer:海外のスタートアップやクリエイター向けのデザインが多い。洗練されたモダンなデザインが豊富
  • Studio:日本の企業サイトやポートフォリオ向けのデザインが多い。日本語フォントとの相性が考慮されている

テンプレートを選ぶときに意識してほしいのは、「日本のお客様から見てどう映るか」です。日本のお客様がターゲットであれば、見慣れた構成のほうが信頼されます。会社概要ページや料金表は、日本のユーザーに馴染みのあるレイアウトが有利です。

海外向けのスタイリッシュなデザインは見栄えがいいものの、日本の商慣習に合わないケースがあります。日本のお客様を相手にする事業であれば、Studioのテンプレートのほうが実用的です。

Kaji

Studioのテンプレは日本人のプロデザイナーが作っているため、クオリティが高く、日本のビジネスでも大活躍します!

⑥:学習コスト

「自分でもできるかな?」という不安は、ツール選びで最も大きな壁です。

Studioは日本語で操作できることに加えて、公式のチュートリアル動画やヘルプ記事もすべて日本語で用意されています。操作画面もシンプルで、初めてノーコードツールに触れる方でも迷いにくい設計です。

Studioの基本操作は、しっかり勉強すれば1週間ほどで身につきます。

Framerは操作画面が英語です。直感的に使える部分も多いです。しかし細かい設定(SEO、フォーム、CMSなど)では英語の説明文を読む必要があります。YouTubeの解説動画も英語が中心です。日本語の学習リソースはStudioに比べるとまだ少ない状況です。

学習コストの差は「最初の1週間」で顕著に現れます。Studioなら1週間でサイトの骨組みが作れますが、Framerだと操作画面に慣れるだけで1週間かかる方もいます。

⑦:サポート体制

サイトを運用していると、必ず「困った」という場面が出てきます。そのときに頼れるサポートがあるかどうかは重要です。

サポートFramerStudio
チャットサポート英語のみ日本語対応
ヘルプページ英語のみ日本語
コミュニティ英語中心日本語フォーラムあり
対応時間海外時間帯日本時間帯

Studioは日本語でチャットサポートに問い合わせできます。ヘルプページも日本語で整備されています。Studioのヘルプ・サポートの使い分けで詳しく解説していますが、困ったときに日本語で質問できる環境は初心者にとって心強いです。

Framerのサポートは英語のみです。問い合わせフォームから英語で質問を送る必要があります。返信も英語で届くため、翻訳しながら対応することになります。

サポートを重視するなら、国産のノーコードWeb制作ツールである「Studio」を選ぶようにしましょう。

Framerがおすすめな人の特徴

ここまでの比較を踏まえて、Framerが向いている人の特徴を整理します。

それぞれ具体的に説明します。

デザインにとことんこだわりたい人

Framerの最大の強みはデザインの表現力です。

アニメーションやインタラクション(ユーザーの操作に反応する動き)を細かく設定できます。「他のサイトと差別化したい」「ビジュアルで世界観を伝えたい」という明確な意図がある方に最適です。

クリエイティブ系の事業(デザイン事務所、写真スタジオ、アパレルなど)に向いています。

逆に、世界観などにあまりこだわってない場合は、操作しやすく料金プランも安い「Studio」の方がおすすめといえます。

英語の操作画面に抵抗がない人

Framerの管理画面はすべて英語です。普段から英語のWebサービスを使い慣れている方であれば、大きな問題にはなりません。

Framerの実際の操作画面を載せておきます。「苦手かも、、、」と少しでもと感じたら、Framerはおすすめできません。

英語のヘルプ記事を読んで自力で解決できるスキルがあるなら、Framerのデザイン自由度を最大限活かせるはずです。

海外向けのサイトを作りたい人

Framerには多言語対応機能が搭載されています。1つのページに日本語版と英語版を紐づけて、言語切り替えボタンで表示を変えられます。

この機能が活きるのはインバウンド向けの宿泊施設や飲食店、海外にも顧客を持つサービス業などです。日本語と英語の両方に対応したサイトが必要という事業者にとって、1つのプロジェクト内で両言語を管理できるのは大きなメリットです。

テンプレートの設計思想も海外寄りです。英語のフォントサイズや余白のバランスが、欧米のユーザーに馴染むよう最適化されています。一方で、Studioのテンプレートは日本語に合わせて作られているため、英語メインのサイトに転用すると文字の大きさや行間に違和感が出ることがあります。

海外向けにサイトを作るのであれば、Framerの方がおすすめといえます。

Studioがおすすめな人の特徴

次に、Studioが向いている人の特徴です。ターゲット読者である個人事業主・中小企業の方は、こちらに当てはまるケースが多いはずです。

Ameba OwndやJimdoなど他のツールから乗り換えを検討中の方にも、Studioは有力な選択肢です。

日本語で操作・サポートを受けたい人

操作画面もヘルプもサポートもすべて日本語、これだけでStudioを選ぶ理由になります。

特に、ITに詳しくない方や、ホームページを初めて作る方にとっては、母国語で操作できる安心感は何物にも代えがたいです。

Kaji

Web制作の世界は「マージン」や「パディング」など専門用語が多く、ややこしい世界なのに、英語だとより混乱するはずです!

トラブルが起きたときに日本語で質問できるのは、事業を止めないためのリスク管理でもあります。

ブログやお知らせを頻繁に更新する人

StudioはPersonalプラン(1,190円/月)で、CMSモデル5つまで使えます。ブログ・お知らせ・施工事例など、複数のコンテンツを低コストで運用できます。

一方で、Framerで同じことをしようとすると、Proプラン(3,081円/月)が必要です。

Kaji

月額で約1,900円の差!年間にすると約22,800円もコストが違います!

更新型のサイトを運用するなら、Studioのほうがコストパフォーマンスに優れています。

コストを最小限に抑えたい個人事業主

StudioにはMiniプラン(590円/月、年払い)があります。

ページ数は2ページまでと少ないですが、独自ドメインでサイトを公開できます。1ページ完結のランディングページ(集客用の縦長ページ)や、名刺代わりのシンプルなサイトならMiniプランで十分です。

Kaji

ビジネス用途だと、独自ドメインをなるべく使いたいところ!

Framerの最安有料プラン(Basic、1,027円/月)も独自ドメインを利用できますが、月額で約440円高くなります。

「まず最低限のホームページを持ちたい」という方には、StudioのMiniプランが最もコストを抑えられる選択肢です。

まとめ|FramerとStudioの選び方

デザイン優先度・英語対応・日本語対応・コスト重視の4つの質問でFramerとStudioを選ぶ判断フローチャート

FramerとStudioは、どちらも優れたノーコードツールです。しかしターゲットとする層が異なります。

判断基準FramerStudio
日本語で使いたい×
デザインにこだわりたい
コストを抑えたい
ブログを低コストで運用
英語に抵抗がない前提不要

迷ったらStudioを選んでください。日本語対応・低コストのCMS運用・日本向けテンプレートであるStudioは、個人事業主や零細企業にとって実用的な場面が圧倒的に多いです。

私はこれまで10件以上のサイトをStudioで制作してきました。営業・販売職の経験がある立場から言うと、ホームページの正体は「24時間働く営業マン」です。大事なのは見た目のカッコよさではなく、お客様に伝わるかどうかです。

ツールの表現力よりも「伝わる情報設計」のほうが、事業の成果に直結します。したがって、デザインの自由度が最優先でない限り、日本の事業者にはStudioをおすすめします。

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Kaji

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この記事の執筆者

同志社大学を卒業後、新卒でレバレジーズ株式会社に入社。現在はメディア責任者をやりながら、Terace(テラス)のフロントエンドエンジニアとして活動しています。企業と提携してSEOコンサルなどもやっています。SEO検定1級保有

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