【Studio】モバイルファーストのサイト制作方法!メリット2選も解説!

- サイト制作コストをなるべく下げたい
- お客様のほとんどはスマホでサイトを閲覧する
- BtoC向けの商品やサービスを展開している
上記に当てはまる場合は、モバイルファーストのサイトが向いているかもしれません。
モバイルファーストのサイトは制作費用が安く、かつまだまだ少数派なので訪れたお客様に「何このサイト?」とインパクトを残すことができます。
そこで今回は、Studioを使ったモバイルファーストのサイト制作方法について解説していきます。
「Studioの使い方がまだイマイチわかっていない、、、」という方は、以下のマニュアルも参考にしてみてください。

モバイルファーストなサイトとは
モバイルファーストなサイトとは、スマホでの見やすさや操作性を最優先に設計されたWebサイトのことを指します。
「百聞は一見にしかず」なので、モバイルファーストなサイトを載せておきます。
◼︎サントリーのチューハイ「ほろよい」のLP

◼︎ノムラクリーニングのハウスクリーニングサイト

◼︎丘の向こうに森の映画祭2025のイベントサイト

◼︎LIA PILATES公式サイト

すべて共通しているのは、コンテンツ幅が常にモバイル幅で実装されていることです。

コンテンツエリアが中央に設置されていて、それ以外のエリアはすべて背景になっているケースもあれば、メニュー・QRコード・お問い合わせフォームなどが設置されているケースが多いです。
スマホでのアクセスが多い業種・ジャンルでは、モバイルファーストレイアウトが採用されているケースも増えてきています。
では次に、モバイルファーストなサイトを制作するメリットについて説明していきます。
モバイルファーストなサイトを制作するメリット
モバイルファーストなサイトは今人気ですが、それには理由があります。
今回は、サイト制作を依頼する側(クライアント側)から見たメリットについて紹介します。
それぞれ具体的に説明します。
制作コストを抑えられる
モバイルファーストなサイトは、従来のサイト制作と比べて制作コストを抑えられます。
従来のサイト制作では、デスクトップ・タブレット・モバイルの3種類でレイアウトが変わるようになっており、制作するには各レイアウトでコーディングする必要があったからです。
例えば、弊社のサイト制作代行のサービスサイトを見てみます。「デスクトップ→タブレット→モバイル」の順番でデザインが変わっていきます。
簡単にいえば、従来のサイト制作は手間がかかり、制作コストも上がりやすいということです。
一方でモバイルファーストなサイトは、モバイル版のレイアウトを基準にするため、デスクトップやタブレット時のデザインは手間がかかりません。
デザインの手間が減る、すなわちStudio実装の手間も減るため、必然的に制作コストが下がりやすくなります。
ブランディングを強化できる
モバイルファーストなサイトはまだ少数派であるため、サイトに訪問したお客様にインパクトを残すことができます。
下記のサントリーのほろよいのLPを見た時に、サイトの世界観に魅了された人は少なくないはずです。


「他社とまったく違ったサイトを作りたい!」や「ブランディングを強化したい!」という方は、ぜひモバイルファーストなサイトを検討してみましょう。



ただし、モバイルファーストなサイトで世界観を伝えるには、余ったエリアを有効活用することが重要です!
デザイン初心者には難しい可能性があるので、サイト制作代行を検討するのもおすすめです。


Studioでモバイルファーストなサイトを制作する手順
Studioでモバイルファーストなサイトを制作する手順は、下記のとおりです。
それぞれ具体的に説明します。
①:背景画像を固定配置する
まず、常に1番下に敷かれている背景画像を設定していきます。
左メニューの「追加」→「ボックス」→「Image」をクリックして、好きな画像を選択します。





この時に、画像は「Box」に設定しておきましょう!「Img」では明るさ・コントラストの調整ができなくなります!
背景画像が画面いっぱいになるように、下記を設定します。
- 横幅:100%
- 縦幅:100vh
- 重ね順:-3
- 配置:固定


②:サブコンテンツを固定配置する
左右に設置するサブコンテンツを固定配置していきます。
今回は、左側にお問い合わせフォーム、右側にYouTube動画を設置していきます。
お問い合わせフォームを選択した状態で、下記のように設定します。
- 重ね順:-2
- 配置:固定
- 位置:上から150px、左から150px(好きなpxで設定しましょう)


同様に、YouTube動画を選択した状態で、下記のように設定します。
- 重ね順:-2
- 配置:固定
- 位置:上から150px、右から150px(好きなpxで設定しましょう)


サブコンテンツの固定配置は完了です。ライブプレビューでしっかり固定できているか確認するようにしましょう。


③:メインコンテンツを相対配置する
次に、メインコンテンツを中央に配置していきます。
メインコンテンツの横幅は600px前後で設定するのがおすすめです。



スマホデザインの大きさで作っておけば、レスポンシブ対応がラクになります!
「配置:相対」と「重ね順:0」で設定するようにしましょう。


ライブプレビューで確認すると、メインコンテンツの部分だけが上下にスクロールできるようになっているはずです。
ぜひ一度ご確認してみてください!
④:レスポンシブ対応をおこなう
モバイルファーストなサイトのPC版を作る手順について、これまで解説してきました。
ただし、これだけでは不十分です。なぜならタブレット・スマホ時の表示設定ができていないからです。
例えば、今回作ったサイトのタブレット版は初期設定だと、背景が中途半端にはみ出してしまっています。


この場合は、メインコンテンツの横幅を「600px→100%」に変更することで、画面いっぱいにコンテンツが表示されるようになり、デザインの違和感がありません。


レスポンシブ対応は、サイトによって適切なやり方が異なってきます。
レスポンシブ対応がイマイチわからないという方は、「どんなデバイスでも美しく表示。崩れにくいレスポンシブを設定するコツ」というStudio公式の記事をご参考ください。
「レスポンシブ対応の自信がない、、、」という方は、Studioの制作代行サービスを利用するのもおすすめです。従来のホームページ制作よりもモバイルファーストなサイトは、費用を抑えられる傾向があります。
モバイルファーストなサイトに向いている業種
モバイルファーストに向いてるサイトもあれば、全く向いてないサイトもあります。
例えば、BtoB商材・サービスを取り扱っている場合だと、パソコンで閲覧されることが多いので、モバイルファーストのサイトだと不便に思われる可能性が高くなります。



例えば、自動車部品メーカー・物流業界など!
なので、モバイルファーストのサイトを採用するかに関しては、しっかり検討してから決めるべきだといえます。
逆に、向いている業種・ジャンルについても紹介します。
業界・業種 | 向いてる理由 |
---|---|
飲食店・カフェ | ユーザーが移動中や外出先で「近くの店」「営業時間」「メニュー」をスマホで調べるため |
美容室・サロン | 予約・空き状況確認・場所確認など、スマホでのアクセスが主流だから |
観光・レジャー施設 | 現地や移動中にアクセスされることが多く、スマホ対応が利便性に直結 |
イベント・ライブ | チケット購入はスマホ中心、ブランディングやインパクト重視であるため |
求人・採用 | 応募者がスマホで求人を探すケースが増加しており、ブランディングが求められるため |
BtoC向け製品・サービス | 対一般消費者向けのサービスはスマホで閲覧される可能性が高いから |
モバイルファーストが向いているかをざっくり判断するなら、「あなたの事業はBtoBなのか、BtoCなのか」で判断するのがおすすめです。
BtoB(企業向け)なのであればパソコンで閲覧される可能性が高く、BtoC(一般消費者向け)であればスマホで閲覧される可能性が高いためです。
またすでにサイトを持っていて、Googleアナリティクスを導入しているなら、閲覧者のデバイス割合を分析してみるのもおすすめです。全体の80%以上がスマホ閲覧なのであれば、モバイルファーストでサイトを作っても基本的に問題はないといえます。
Studioでのサイト制作は「Terace」にお任せ!
当メディアを運営する私達は、Studioの制作代行サービス「ラク子」を運営しています。



「デザイナー」と「フロントエンジニア」のフリーランス3名で運営しています!
- ポッキリ価格でホームページを制作できる
- 専属デザイナーが完全オリジナルのデザイン作成
- 納品後1ヶ月間は無料の電話サポートあり
- 自社更新できるホームページが作れる
- ホームページ制作期間中は何度でも無料相談できる
- 顔の出ているフリーランス3人が運営
- 維持費0円でホームページを運営できる
料金プランは、以下の通りです。


ポッキリ価格でホームページが作れるサービスであり、個人事業主や中小企業からよく選ばれています。サービス利用者の声を聞きたい方は、ぜひ以下のインタビュー記事をご覧ください。




今だけ、毎月3組まで制作費用が3万円割引になるキャンペーンを行っています。
先着順で締め切るので、気になる方はぜひお早めにお問い合わせください!