STUDIOとWordPressはどっちが優秀?5項目で比較してみた!

次世代のCMSとして有名なSTUDIOと絶大な人気・シェア率を誇るWordPress。この2つのツールで迷う方は少なくありません。

不適切なツールでホームページを制作してしまうと、効果が出ないだけでなく、修正にも多大なお金が掛かってしまいます。

Web男

サイト規模が大きければ、作り直しに50万円以上掛かってしまうなども普通にあります!

そこで今回は、STUDIOとWordPressの違いを5項目で徹底比較していきます。

この記事でわかること
  • STUDIOやWordPressの特徴
  • STUDIOとWordPressの違い5項目
  • STUDIOがおすすめな人の特徴3選
  • WordPressがおすすめな人の特徴3選

本記事を読み終える頃には、どちらのツールが向いているかが明確になっているはずです。5分ほどで読める内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

STUDIOとWordPressの特徴とは

「STUDIOやWordPressについて詳しく知らない!」という方にむけて、まず各ツールの特徴について見ていきます。

すでにご存知の方は、『STUDIOとWordPressの違いとは?【比較表あり】』まで読み飛ばしてください!

STUDIOの特徴について

STUDIO トップ画像

2018年に日本で生まれたノーコードツール。

コーディング知識がなくても、直感的にサイトを作成できるのが強みです。またコーディングの手間が掛からないので、サクッと短期間でサイトを作れます。

STUDIOの特徴
  • デザイン性が高いノーコードツール
  • 日本初なのでサポートが充実している
  • 非エンジニアでもサイト作成可能

今では名だたる企業がSTUDIOを利用しており、Suntory(サントリー)FUJITSU(フジツー)などもそうです。

国内では1番勢いのあるノーコードツールといっても過言ではありません。

STUDIOのメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく説明しています。

WordPressの特徴について

WordPress トップ画像

WordPressは、世界中のWebサイトの約40%を占めているプラットフォームです。

Web男

世界でシェア率が1位、もちろん国内でも1位!

コーディングができれば自由自在にデザインでき、かつプラグインが豊富なのでさまざまな機能をサイトに持たせることができます。

WordPressの特徴
  • 世界で1番人気のCMS
  • プラグインが豊富(カスタマイズできる機能が多い)
  • コーディングができればデザインは自由自在(HTMLやCSSなど)
  • コンテンツ量産に最適でコンテンツSEOが得意

サイト制作の時間はかかりますが、カスタマイズ性能は高いのでハイクオリティなサイトを作れます。

ただし、WordPressが向いてない人がいるのも事実。管理が少し面倒くさかったり、たった2~3日間ではサイトが作れないなど。

気になる方は、ぜひ以下の記事でWordPressに向いてるかチェックしてみてください!

STUDIOとWordPressの違いとは?【比較表あり】

STUDIOとWordPressの違いは、下記のとおりです。

スクロールできます
STUDIOWordPress
月額費用月額0円〜12,000円月額0円~4,980円
デザインの自由度
制作期間の長さ約1ヶ月約2〜3ヶ月
機能性やカスタマイズ性
管理のしやすさ
WixとSTUDIOの比較表

それぞれの違いを具体的に説明します。

比較①:月額費用

STUDIOの月額費用は、下記のとおりです。

無料プランは広告がつく&独自ドメインが使えないというデメリットはありますが、複数ページのサイトを作成できる優れものです。

Web男

個人的にノーコードツールの中では、1番無料プランのクオリティが高いと感じています!

本格的な1枚型のホームページを作りたければ、月額980円のStarterプラン。SEOでしっかり集客していきたいなら、月額2,480円のCMSプランを選べば間違いありません。

一方でワードプレスの費用は、下記のとおりです。

ワードプレスの費用
  • 導入費用:0円(有料テーマを購入する場合は1~3万円)
  • 月額費用:1,000~1,500円程度

ワードプレスの場合は、「サーバー」と「ドメイン」を契約しなければならないですが、サーバーが月額1,000円〜1,300円程度、ドメインが月額100円~300円程度です。

Web男

どれだけ高機能なサイトを作っても月額費用は変わりません!

ただし、この月額費用はあくまで自分で管理する場合です。

管理をWeb制作会社に任せるとなれば、管理費用として月額5,000円〜20,000円近くかかってきます。

比較②:デザインの自由度

デザインの自由度でいえば、WordPressに軍配が上がります。

なぜならコーディングで手の届きにくいところまで、デザインを再現できるからです。

Web男

ただし、コーディング技術(HTMLやCSS)は必須です!本格的なサイトを作りたいなら外注するようにしましょう!

一方でSTUDIOは、ノーコードなのにも関わらず、高クオリティなデザインを再現できます。個人的にはノーコードツールの中で1番デザイン性が高いと思っています。
>>STUDIOの制作事例を覗いてみる

またレスポンシブ対応も細かく設定できるため、タブレットやスマホでも格好良くデザインが決まります。

ですが、やはりSTUDIOはコーディングが出来ないので、細かい部分の調整は苦手です。

またSTUDIOは数あるノーコードの中でも使いこなすのが難しいツールです。未経験から完全に習得するには1ヶ月ほど掛かってしまいます。

なので、勉強する時間がないという方は外注するようにしましょう!

比較③:制作期間の長さ

サイト制作期間の長さは、まったく異なります。

STUDIOWordPress
制作期間約1ヶ月約2ヶ月〜3ヶ月
制作期間の違い

なぜならサイト制作の工程が、STUDIOは1つ少ないからです。

STUDIOとWordPressの工程の違い

STUDIO:要件定義→ワイヤーフレーム制作→デザイン制作→公開

WordPress:要件定義→ワイヤーフレーム制作→デザイン制作→実装(コーディング)→公開

Web男

STUDIOはデザインが終わったと同時に、コーディングが終わるイメージです!

そのため、サイトが完成するまでのスピードが早く、サイト制作費も安く済む傾向があります。

比較④:機能性やカスタマイズ性

機能性やカスタマイズ性を重視するのであれば、WordPress一択です。

なぜならfunctions.phpをいじったり、プラグインを導入することで様々な機能を持たせられるからです。

Web男

たとえば、サイトにログイン機能を持たせたり、決済機能を持たせたりなど!

拡張性があるので、最初はこじんまりとホームページを作って、2~3年後に大幅アップデートみたいなことも可能です。もちろんアップデートしても維持費などは基本的に変わりません!

一方で、STUDIOの機能やカスタマイズは、一般的なものにすぎません。

ですがSTUDIOは常に進化しつづけているCMSなので、機能も日々新しく追加されていってます。

Web男

例えば、アコーディング機能。2023年6月下旬にリリースされ、実装できるようになりました!

とはいっても機能性・カスタマイズ性はWordPressに揺るぎありません!

中規模〜大規模のサイトを考えているなら、WordPressを選ぶようにしましょう!

比較⑤:サイト制作後の管理のしやすさ

管理のしやすさであれば、STUDIOに軍配が上がります。

なぜならアップデート作業、サーバー管理などすべてSTUDIO側でやってくれるからです。

Web男

面倒くさい管理・保守作業は、STUDIO側で対応してもらえます!

一方でWordPressは、管理を外部に任せていなければ、プラグイン更新・アップデート対応・セキュリティ管理などやること山積みです。

仮にプラグイン更新を疎かにすると、サイトのセキュリティが甘くなって、ハッキングされるリスクさえ出てきます。

なので管理だけを切り取ると、STUDIOの方が圧倒的に楽です。

Web男

WordPressの管理が面倒くさいという方は、月額費用を払って管理してもらうのがおすすめです!

STUDIOがおすすめな人の特徴

STUDIOがおすすめな人の特徴は、下記のとおりです。

STUDIOがおすすめな人の特徴3選
  • ホームページ作成後は自分で管理したい方
  • サクッと短期間でサイトを作成したい方
  • なるべく費用を抑えてサイトを作りたい方

それぞれ具体的に説明します。

特徴①:ホームページ作成後は自分で管理したい方

サイト内の文章や画像を変えたいときに、その場で変更できるようにしたい方はSTUDIOが向いています。

STUDIOの管理画面はシンプルであり、初心者でも触りやすい仕様になっているからです。

Web男

大規模なデザイン変更や機能追加などを除けば、基本的に自分で管理できます!

またWordPress特有のプラグインの管理、アップデート、バックアップ作業も必要ないので、面倒くさい管理もありません。

自分でサイトを管理したい場合は、なるべく負担を増やさないためにも、STUDIOを選ぶようにしましょう!

特徴②:サクッと短期間でサイトを作成したい方

繰り返しになりますが、STUDIOは制作期間が短いです。

STUDIOWordPress
制作期間約1ヶ月約2ヶ月〜3ヶ月
制作期間の違い

ざっとWordPressより2〜3倍早くサイトが完成します。

Web男

緊急でサイトを作りたい方、打ち合わせの回数を最小限にしてサイトを作りたいという方は、STUDIOの方が向いています!

人件費もそのぶん抑えられるので、制作費用も安くなりやすいです。

クオリティはある程度でいいから、とにかくサクッとサイトを作りたいという方はぜひSTUDIOを選んでみてください!

特徴③:なるべく費用を抑えてサイトを作りたい方

制作費用しかり、月額費用に関しても、STUDIOは安く済む傾向があります。

理由は下記のとおり。

STUDIOが費用を抑えられる理由
  • サイトの制作工程が少なく、人件費がかかりにくいから
  • 保守や管理は自分でできるレベルだから(外注の必要がない)

下記は、月額料金を比較した表です。ただし、WordPressの場合は管理・保守を外注するケースが多いので、+αで月額料金5,000円〜20,000円近くが上乗せになります。

STUDIOWordPress
無料プラン0円/月1,000〜1,500円/月
(独自ドメイン・サーバー代)
Starter980円/月
CMS2,480円/月
STUDIOとWordPressの月額料金

そのため、大体のケースではSTUDIOの方が費用が抑えられます。

WordPressがおすすめな人の特徴

WordPressがおすすめな人の特徴は、下記のとおりです。

WordPressがおすすめな人の特徴3選
  • 本気でSEO集客を考えている方
  • サイトを長期的にカスタマイズしたい方
  • 管理費を惜しまずに払える方

それぞれ具体的に説明します。

特徴①:本気でSEO集客を考えている方

本気でSEO集客を考えている方は、WordPressを選ぶのがおすすめです!

なぜなら記事数に制限がなく、かつ月額料金を抑えられるからです。たとえば、STUDIOでSEOに力を入れようとした場合、CMSプランを選ぶのが必須になります。

実際に、比較してみましょう。

WordPressSTUDIO(CMSプラン)
公開アイテム数上限無制限2,000個まで
月額料金1,000〜1,500円/月2,480円/月

STUDIOは制限がある、かつ月額料金が高くなっています。

またSTUDIOに比べて、WordPressはプラグインなどを通して、より詳細にSEO対策ができます。

コラムなどの役立ちコンテンツを発信して、Web上で集客したいという方はWordPressを選ぶようにしましょう。

特徴②:サイトを長期的にカスタマイズしたい方

またサイトを長期的にカスタマイズしていきたい方にも、WordPressはおすすめです!

WordPressは拡張性に優れているため、後からログイン機能を持たせたり、EC機能を持たせたりすることができます。

例えば、2~3ヶ月でサクッと簡易的なホームページを制作して、効果が出てきたらサイトリニューアルをする。みたいなやり方もできます。

Web男

カスタマイズ性・機能性に優れているWordPressだからこそ、長期的にサイトを進化させられます!

特徴③:管理費を惜しまずに払える方

WordPressはセキュリティの観点上、頻繁にアップデートを行なったり、プラグイン更新をしなければなりません。

そのため、WordPressでサイトを作成した方のほとんどは管理費をお支払いになっています。

Web男

安いところだと月額5,000円ほど、高いところだと月額2~3万円取られるケースも!

なので管理費を惜しまずに払える方に、WordPressはおすすめといえます。

「サイト運営中に管理費が嫌!」となると、自分で管理&セキュリティ的にも危ないという状況になってしまいます。

WordPressは「管理費がかかる」ということを念頭に置いておきましょう。

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実は当メディアを運営する私達も、ホームページ制作のサービス「Terace」を運営しています。

Web男

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ホームページ制作サービスの特徴
  • 初期費用1万円のサブスク型ホームページ制作サービス
  • ポッキリ15万円、20万円で購入できる購入型ホームページ制作サービス
  • 次世代CMS「STUDIO」を用いたサクッと作れるホームページ制作サービス

SEO対策やSNS対策などに関しても、あわせてご相談に乗ることが可能です。

Web男

運営者のうち1人は複数メディアの運営者をやっており、もう1人はサーフィン系インフルエンサーで有名な「はるこやねん」です!

ぜひぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

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この記事を書いた人

1998年生まれ。同志社大学を卒業後、新卒でレバレジーズ株式会社に入社。キャリアアドバイザーとして従事した後に独立。現在はメディア責任者をやりながら、Terace(テラス)のフロントエンドエンジニアとして活動しています。企業と提携してSEOコンサルなどもやっています。

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