【Studio】フォーム入力後に確認画面を表示させる方法

Studioの標準機能では、フォーム入力後に確認画面を表示することはできません。
ですが、有料プランで使えるカスタムコード機能を使えば、確認画面を実装することも可能です。
そこで今回は、「フォーム入力→確認画面→送信」といった流れでお問い合わせできるフォームを作成していきます。完成イメージは、下記のとおりです。
今回紹介する実装方法は、「フォームの確認画面を実装 | Studio Community Japan」を参考にさせていただいています。
難易度は高めであるため、事前にバックアップ取得は行っておきましょう。
また当メディアでは、確認画面以外にも「自動返信メール」や「日付選択カレンダー」などのフォームカスタマイズについても紹介しています。
カスタマイズしたい方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。


確認画面を実装できる対象プラン
今回紹介する方法は、「カスタムコード」を用いてフォーム入力後の確認画面を導入していきます。
カスタムコードは有料プランのみ使用できますので、今回の対象者はMiniプラン以上の方となります。
Free | Mini | Personal | Business | |
---|---|---|---|---|
カスタムコードの可否 |
Studioの無料プランを利用としている方は対象外になるため、ご注意ください。
Studioの無料プランでできること・できないことについては、以下の記事で詳しく解説しています。

フォーム送信前に確認画面を出す実装手順
フォーム送信前に確認画面を出す実装手順は、下記のとおりです。
それぞれ具体的に説明します。
①:お問い合わせフォームを作成する
左メニューから「追加」→「ボックス」→「Form1」を選択します。

デフォルトだと英語仕様になっているので、「Name→お名前」のように日本語に変更していきます。またプライバシーポリシーは邪魔なので、一旦削除します。
下記のような形になっていればOKです。

名前・メールアドレスが正しく入力されなかった時にエラーメッセージが出るように、入力欄の下にテキストを用意しておきます。

次に、ボタンを用意します。
左側ボタンは<button>タグ以外で作成して、右側ボタンは<button>タグで作成します。そしてボタン2個を選択した状態で、グループ化しておきます。


次に、確認画面へアクセスする用のボタンを作成します。
<button>タグ以外でボタンを作る、かつフォームの外側でボタンを作成するようにしましょう。

これでお問い合わせフォームの外観はほとんど完成しました。次は、各要素にIDを付与していきます。



上記はほんの一例です!メールアドレスの入力欄、エラーメッセージなど、それぞれにIDを付与しましょう!
お名前〜お問い合わせ内容のフォーム部分をグループ化して、「input」というIDを付けておきます。




エラーメッセージ、修正・送信ボタンは、最初から表示する必要はないので非表示にしておきます。




②:カスタムコードを挿入する
次に、カスタムコードを挿入します。
問い合わせフォームを設置しているページの、ページ設定マークをクリックします。


カスタムコードの<body>内の末尾を開いて、下記2つのコードを貼り付けます。
◼︎CSS(お問い合わせフォーム)
<style>
input.error {
border-color: #BD332C !important;
background-color: #F8D8D7 !important;
}
input.error::placeholder {
color: #BD332C !important;
}
</style>
◼︎Javascript(お問い合わせフォーム)
<script>
document.addEventListener("keydown", function(event) {
if (event.key === "Enter") {
event.preventDefault();
}
});
// 確認画面へ表示する要素のID名
const target = ['name', 'email', 'comment'];
// 入力必須要素のID名
const isRequired = ['name', 'email'];
// 確認ボタンクリック時の処理
document.getElementById('c-btn').addEventListener('click', () => {
let inputVal = true;
// 必須項目のループ
for (const elem of isRequired) {
// 必須項目の値が空の場合の処理
if(document.getElementById(elem).value === '') {
inputVal = false;
document.getElementById(elem).classList.add('error');
document.getElementById('error-'+elem).style.display = 'block';
// 値が存在する場合の処理
} else {
document.getElementById(elem).classList.remove('error');
document.getElementById('error-'+elem).style.display = 'none';
}
// ID名がemailの場合の処理
if(elem == 'email') {
// メールアドレスの形式であるかのチェック
if(!document.getElementById(elem).value.match(/^([a-zA-Z0-9])+([a-zA-Z0-9\._-])*@([a-zA-Z0-9_-])+([a-zA-Z0-9\._-]+)+$/)) {
inputVal = false;
document.getElementById(elem).classList.add('error');
document.getElementById('error-'+elem).style.display = 'block';
}
}
}
// 必須項目チェックが全て通った場合の処理
if(inputVal) {
// 確認画面へ表示する要素のループ
for (const elem of target) {
// 確認画面の要素へテキストをセット
document.getElementById('c-'+elem).textContent = document.getElementById(elem).value;
}
document.getElementById('btn').style.display = 'flex';
document.getElementById('input-check').style.display = 'flex';
document.getElementById('c-btn').style.display = 'none';
document.getElementById('input').style.display = 'none';
window.scrollTo(0, 0);
}
});
// 戻るボタンの処理
document.getElementById('fix-btn').addEventListener('click', () => {
document.getElementById('btn').style.display = 'none';
document.getElementById('input-check').style.display = 'none';
document.getElementById('c-btn').style.display = 'block';
document.getElementById('input').style.display = 'flex';
window.scrollTo(0, 0);
});
</script>
下記のように、コードを2個に分けて入力するようにしましょう。


一度サイトを更新してみて、公開サイトで動作確認をしてみましょう。
これまでの手順を間違えることなく進めていれば、下記のような感じになるはずです。
③:確認画面を作成する
次に、確認画面を作成していきます。
まず、確認画面の外観を作っていきます。今回は「お名前」、「メールアドレス」、「お問い合わせ内容」のフォームなので3項目を用意していきます。



先ほど作ったフォームの上部分に、確認画面を作成していきます!


外観ができたら、「お名前」、「メールアドレス」、「お問い合わせ内容」の要素をすべてグループ化して、「input-check」というIDを付与します。




「Type Something」となっている部分に、それぞれIDを付与します。




これで確認画面の実装は完了です!
サイトを更新して、公開サイトで確認してみましょう。しっかり実装できていれば、下記のように確認画面が出てくるはずです。
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