【暴露】STUDIOの知られざるデメリット3選とは?メリット5選も解説!

個人事業主や中小企業はもちろん、大企業まで導入されはじめているSTUDIO。2018年にリリースされてから飛ぶ鳥を落とす勢いで伸びてきています。

ですが今人気だからといって「STUDIOでサイト作ろう!」と考えてしまうのは、時期尚早かもしれません。なぜならSTUDIOならではのでデメリットが存在するからです。

そこで今回はSTUDIOのデメリット3選を解説していきます。記事の後半ではメリット5選も解説しているのでぜひ参考にしてください!

この記事でわかること
  • STUDIOとは
  • STUDIOを利用するデメリット3選
  • STUDIOを利用するメリット5選
  • STUDIOの料金プランについて

STUDIO以外のおすすめホームページ作成ツールを知りたい方は、以下の記事もチェックしてみましょう!

Web男

すべて無料で使えるツールです!

目次

STUDIOとは?

STUDIOとは簡単にいうと、「直感的にWebサイトを作れる制作ツール」です。

マウスの操作のみで要素を追加したり、サイト内の文章や色を変更できたりなど、HTMLやCSSの知識がなくてもハイクオリティなサイトを作成できます。

Web男

次世代のホームページ制作ツールみたいな感じです!

ではSTUDIOはこれまでのホームページ制作と何が異なるのか。表にまとめてみました。

一般的なホームページ制作STUDIOを使ったホームページ制作
Webページ制作HTML,CSSSTUDIO
投稿機能WordPress
サーバーレンタルサーバー(Conoha Wingなど)
ドメインドメイン取得サービス(お名前.comなど)ドメイン取得サービス(お名前.comなど)
これまでのホームページ制作とSTUDIO

これまではホームページを作成するのに、HTMLやCSSでコーディングして、WordPress化して、サーバーとドメインを契約するなど、作業が複雑でした。

ですがSTUDIOを利用すれば、サイト完成までのほとんどの作業をSTUDIO内で終わらせれます。

Web男

作業負担がまったく違います!

そのため、ホームページを頑張って自作する人もいたり、制作費用が比較的安いので外注される方も増えてきています。

STUDIOを利用するデメリット3選

では本題に入っていきます。STUDIOを利用するデメリット3選は下記のとおり。

STUDIOを利用するデメリット3選
  • 初心者には扱うのが難しい
  • 実装できる機能やデザインに制限がある
  • STUDIOに関する情報が少ない

それぞれ具体的に説明します。

初心者には扱うのが難しい

デメリット1つ目は、初心者には扱うのが難しいことです。

複雑なデザインを実装したり、レスポンシブ対応を行ったりなど、初心者からすると「これどうやってやるの?」と悩む場面が結構でてきます。

Web男

Web制作業界では当たり前である、「Padding」や「Margin」などの概念がわかっていないと、結構手こずります!

以下の記事は、WebデザイナーがSTUDIOを使ってサイトを作成した日記です。
>>コーディングなしでWebサイトが作れる「STUDIO」を5日で会得できるかやってみた

前提知識がある方でも、6時間ほどの勉強時間を必要としています。

完全初心者がSTUDIOでサイトを作ろうとすると、丸一日間の勉強期間は必要だといえます。

実装できる機能やデザインに制限がある

デメリット2つ目は、実装できる機能やデザインに制限があることです。

やはりノーコードとなると機能には制限がかけられます。HTMLやCSSやWordPressで作成したサイトと比べると、細かい部分のカスタマイズができません。

Web男

ですが現在もアップデートが続いており、徐々にアニメーション機能などが増えてきています!

またSTUDIOの場合、カートや決済機能を持たせることができないので、商品をインターネット上で売ることはできません。

他にもSTUDIOで出来ないことをまとめると、以下のとおりです。

STUDIOで実装できない機能・デザイン
  • ログイン機能
  • カートや決済機能
  • ソースコードの編集
  • ページネーションの実装
  • アコーディオンの実装
  • CMSを使った人気記事の抽出

多機能なサイトを作りたいならWordPressの方が向いているといえるでしょう。

STUDIOに関する情報が少ない

デメリット3つ目は、STUDIOに関する情報が少ないことです。

まだSTUDIOが新しいサービスであるため、ネット上に転がっている情報は多くありません。公式YouTubeやヘルプなどが主な情報源になります。

STUDIOは日本発のサービスであり、チャットサポートが早いのでサポートを頼るのも1つです。ただし、サイト作成のスピード感を踏まえると、すぐに調べられないのは致命的でしょう。

■STUDIOの公式YouTube

STUDIOを利用するメリット5選

次に、STUDIOを利用するメリット5選について紹介します。

STUDIOを利用するメリット5選
  • 誰でも簡単にサイトを更新できる
  • SEO対策もしっかりできる
  • 日本発のためサポートが充実している
  • オリジナルデザインが可能
  • 複雑な手続きをしなくてもサイトを作れる

それぞれ詳しく説明します。

誰でも簡単にサイトを更新できる

1つ目のメリットは、誰でも簡単にサイトを更新できることです。

なぜならSTUDIOは非デザイナーでも触れるように設計されており、直感的にサイトを作成できるツールだからです。

たとえば、下記のような作業は誰でも簡単に変更できます。

初心者でもサイト更新できる部分
  • 簡単なレイアウト変更
  • サイト内のテキスト・画像変更
  • ブログやニュースの更新

最初のサイト作成だけWeb制作会社に任せて、その後は自社で管理するなどのパターンもあります。

維持費を節約できるのは、STUDIOならではのメリットといえるでしょう。

SEO対策もしっかりできる

2つ目のメリットは、SEO対策もしっかりできることです。

Web男

SEO対策とは簡単にいうと、GoogleやYahooなどの検索結果の上位に表示させること!上位に表示されることで、検索流入が望めるようになります!

SEO対策には「被リンク対策」や「コンテンツSEO」などやることが多くありますが、STUDIOでも十分なSEO対策ができます。

タイトル、H2やH3などの見出しタグ、また画像のAltタグなど、一般的に重要とされている部分はすべて設定可能です。

日本発のためサポートが充実している

3つ目のメリットは、日本発のためサポートが充実していることです。

ノーコードツールは海外発が多いので、どうしてもサポート面が弱くなりがちです。ですがSTUDIOは2018年に日本で生まれたサービスなので、日本語で問い合わせできます。

ちなみに競合のノーコードツールの生まれは、下記のとおりです。

ノーコードツールの生まれ
  • Wix:イスラエル
  • Jimdo:ドイツ
  • ペライチ :日本

日本発のサービスだと安心ですよね。STUDIOであれば問い合わせたその日に返信が来ることも結構あるので、サイト運営者の負担も少なくすみます。

オリジナルデザインが可能

4つ目のメリットは、オリジナルデザインが可能なことです。

これまでのWixやペライチなどのノーコードツールはテンプレートに縛られる形であり、自由なデザインとは程遠いものでした。

ですがSTUDIOであればゼロからデザインできるので、白紙の状態からサイトを作れます。

Web男

「グリッドレイアウト」や「フレックスボックスレイアウト」などCSSでよく使うレイアウトが使えます!

ノーコードツールの中では最高級のデザイン性の高さです。手軽かつデザイン性を求めるなら、STUDIOは良い選択だといえるでしょう。

複雑な手続きをしなくてもサイトを作れる

5つ目のメリットは、複雑な手続きをしなくてもサイトを作れることです。

冒頭でも伝えたとおり、これまでのホームページ制作はWordPressを使ったり、サーバーを契約する必要がありました。

一般的なホームページ制作STUDIOを使ったホームページ制作
Webページ制作HTML,CSSSTUDIO
投稿機能WordPress
サーバーレンタルサーバー(Conoha Wingなど)
ドメインドメイン取得サービス(お名前.comなど)ドメイン取得サービス(お名前.comなど)
これまでのホームページ制作とSTUDIO

特にレンタルサーバーを契約する方法は複雑であり、私も1番最初サーバーをレンタルしたときはその作業だけで3~4時間かかったことを覚えています。

Web男

今はもっと簡素化しているので、初心者でもサクッと1~2時間くらいで契約できますが、、、

ですがSTUDIOであれば安心!独自ドメイン取得以外はすべてSTUDIOで終わらせれます。

作業内容もシンプルなので、サイト作成が初心者の方でも難なくできるはずです。

STUDIOの料金プランとは

STUDIOの料金プランは4つあります。

Web男

1番上位プランには「Enterprise」がありますが、大企業向けのプランです!対象者が少ないので今回は割愛しています!

まずお試しで使いたい方は、無料プランを考えていることでしょう。ただし、無料プランには以下のような制限が加えられています。

無料プランで制限されていること
  • 独自ドメインで公開できない
  • STUDIOのバナーを非表示にできない
  • ページごとの公開や非公開の設定ができない
  • 外部アプリとの連携が一部できない(Google Analyticsなど)
  • サイトにパスワードを掛けられない

上記の制限を取っ払いたい場合は、「Starter」プラン以上を選ぶ必要があります。

そしてStarterプラン以上を選ぶ場合、基本的に必要になってくるのが「STUDIOの利用料金」と「ドメインの取得・更新料金」です。

Web男

Starterプランを選択した場合、STUDIOの利用料金である月額980円とドメインの年額1,000〜5,000円ほどが掛かるイメージです!

有料プランだと1番迷いやすいのが「Starter」と「CMS」でしょう。基本的にはランディングページや小規模サイトを作りたいならStarterプラン、お知らせ・ブログ機能を持たせたサイトを作りたいならCMSプランを選ぶのがおすすめです!

もし迷っているのであれば、Starterプランで始めてみて、のちのちにCMSプランにアップデートするのも1つですね!

まとめ

今回は、STUDIOのメリット5選とデメリット3選について紹介してきました。

メリットデメリット
誰でも簡単にサイトを更新できる
SEO対策もしっかりできる
日本発のためサポートが充実している
オリジナルデザインが可能
複雑な手続きをしなくてもサイトを作れる
初心者には扱うのが難しい
実装できる機能やデザインに制限がある
STUDIOに関する情報が少ない
STUDIOのメリット5選とデメリット3選

これまでのノーコードツールは古いデザインになりがちでしたが、STUDIOは現代風な格好いいデザインを実現できます。

またノーコードなだけあって管理画面もわかりやすく、運営の負担も小さいです。サイト制作だけ外注して、それ以降は基本的に自社で運営するといった方法もおすすめです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事の執筆者

同志社大学を卒業後、新卒でレバレジーズ株式会社に入社。現在はメディア責任者をやりながら、Terace(テラス)のフロントエンドエンジニアとして活動しています。企業と提携してSEOコンサルなどもやっています。SEO検定1級保有

目次