DXの取り組み
Terace(テラス)は、神奈川県茅ヶ崎市のホームページ制作です。少人数のチームでも、たくさんの小さな事業者の力になれるように、自分たちの仕事をデータとAIで変えています。このページは、Teraceの経営ビジョンとDX戦略をまとめたものです。
代表のことば
2022年7月、日本一周の途中で立ち寄った熊本の温泉街は、お湯はとても良いのに、ほとんどの宿が閉まっていました。どの宿もWebに手をつけておらず、知ってもらう道がなかったのです。小さな事業者にとっては、たった1枚のサイトの出来しだいで、事業が左右されることがあります。
その1枚を、手の届く料金で、たくさんの事業者に届けたい。そのためにTeraceは、少人数のまま、記事やSNSの発信、問い合わせへの対応、見積や議事録といった仕事の多くを、データとAIで回す形に変えてきました。数字を見て、うまくいった型を仕組みに戻す。これを毎日、毎週くり返すことで、浮いた時間をお客様との打ち合わせと、サイトづくりそのものに使っています。
この取り組みは、私が先頭に立って進めます。進み具合は、このページで年に1回以上お知らせします。
Terace(テラス)代表 梶本直希
1. 経営ビジョン
小さな事業者が、手の届く料金でWebを持ち、長く使い続けられるようにすること。これがTeraceの経営ビジョンです。
2. ビジネスモデルの方向性(データとデジタル技術の使い方)
このビジョンを、少人数のチームで、より多くの事業者に届けるために、Teraceは次の方向で事業を進めます。
・自社サイト・コラム・SNSのアクセス、検索順位、SNSの反応、問い合わせの経路といったデータを毎日ためる
・そのデータをAIで分析し、記事や投稿、改善案、返信文の下書きをつくる
・結果を数字で確かめ、うまくいった型を次の仕事の決まりに戻す
人の手は、お客様との対話と、判断が要るところに集めます。制作はノーコードツール「Studio」を使い、AIと組み合わせて工程を短くすることで、手の届く料金を保ちます。
3. DX戦略
戦略1 発信の反応データで、集客の型を学び続ける
・SNS(Threads)の投稿ごとの表示数・いいね・返信を毎日記録し、毎週「よく読まれる投稿の型」を計算し直しています。次の週の投稿は、その型に寄せてAIが下書きし、人が確かめてから出します。
・note記事は、毎月スキの数を測り、反応が良かった記事と悪かった記事の差を、執筆の決まりに書き足しています。
・コラム(介護事業者向けブログ)は、Googleサーチコンソールの検索順位を毎朝記録し、あと少しで1ページ目に入る記事を見つけて、書き直しの案をつくっています。
これにより、少人数のまま、ブログ・note・SNSで毎月80本以上の発信を続けられるようになりました。
戦略2 問い合わせの出どころをデータで結び、力を入れる場所を決める
・お問い合わせ・資料請求のたびに、その人が最初にどこから来たか(検索・AI検索・SNS・紹介など)をアクセス解析のデータと結び、チャネルごとの問い合わせ・受注・売上を毎朝集計しています。
・自社のサービスページ(LP)は、閲覧者の動き(どこまで読まれたか、どこで離れたか)をAIが毎週分析し、直す点を提案します。
これにより、「何人来たか」ではなく「どこから仕事が生まれたか」で、発信や営業にかける時間を決めています。
戦略3 過去の仕事のデータを使って、事務の手間を減らす
・打ち合わせは録画の文字起こしから、議事録と次にやることをAIが自動でまとめます。
・お問い合わせや資料請求には、過去のやりとりと料金表をもとに、返信の下書きを自動でつくります。送るかどうかは人が決めます。
・見積書・請求書・契約書は、過去の案件の記録と料金の決まりから作成し、紙を使わずデータでやりとりしています。
・お客様からの指摘や修正は、その場で直すだけでなく「決まり」として書き残し、次から自動のチェックに組み込みます。
これにより、事務にかかる時間を減らし、その分をお客様との打ち合わせと制作に回しています。ここでたまったノウハウは、お客様のサイトの改善提案にも生かしています。
4. DXを進める体制と人材
体制
・代表の梶本がDX推進の責任者として、戦略を決め、毎週の数字を確かめ、仕組みの追加や見直しを判断します。
・業務委託のメンバー3名は、記事・図解・SNS投稿・サイト制作をAIとともに進め、数字と気づきをチームの目標シートで共有します。
・毎週月曜に、チームの目標・数字・今週のタスクが自動でチャットに届き、全員が同じデータを見て動きます。
人材の育成・確保
・メンバーごとに「職種別スキル習得シート」で、AIの使い方、データの見方、Studio制作などの習得状況を見える化し、次に覚えることを決めています。
・仕事のやり方や、レビューで直した点は、手順書と決まりとして書き残し、新しいメンバーでも同じ品質で始められるようにしています。
・メンバーは全員リモートで働いており、住む場所を問わず仕事に加われます。
5. DXを支えるITの環境
・データの置き場:記事・投稿・問い合わせ・案件・数字の記録を、クラウド(Googleドライブとスプレッドシート)に集めています(戦略1〜3の土台)
・計測:Googleアナリティクス、Googleサーチコンソール、Microsoft Clarity、SNSの公式APIでデータを集めています(戦略1・2の土台)
・AIと自動実行:生成AI(Claude)を業務に使い、記事づくり・集計・下書き作成など60本以上の作業を、毎日・毎週の決まった時刻に自動で動かしています。どの作業がいつ動くかは一覧表で管理しています(戦略1〜3の土台)
・通知:人の判断が要るものだけをチャット(Slack)に届け、判断を待っているものが一目でわかるようにしています(戦略3の土台)
・投資:生成AI(Claude)の有料プランの利用料を毎月の固定費として払い、自動化の仕組みづくりに充てています。計測は無料のツールでそろえています
・セキュリティ:IPA「SECURITY ACTION」の二つ星を宣言し、情報セキュリティ基本方針を公開しています
6. 達成度を測る指標
・Webからのお問い合わせ・資料請求の件数(月):現状35件(2026年10月)→ 2027年10月に月45件(戦略1・2の効果)
・ブログ・note・SNSの公開本数(月):現状89本(2026年10月)→ 月80本以上を保つ(戦略1の効果)
・自動で回している定型作業の数:現状62本(2026年10月)→ 2027年10月に80本(戦略3の進み具合)
数字は年に1回以上、このページで更新します。
この方針について
Teraceは個人事業のため、取締役会はありません。この方針は、事業主である代表 梶本直希が決定しました。
制定日:2026年11月2日
Terace(テラス) 代表 梶本直希
