Studioのリダイレクト機能の設定手順|可能プランも紹介!

「Studioの〇〇の使い方を知りたい」などご要望がありましたら、
いいねを押した後にメッセージ欄を設けていますので、お気軽にご連絡ください!
「リダイレクト」はSEOの観点からみて超重要と言っても過言ではありません。
リダイレクトを簡潔に説明すると、あるURLにアクセスしたユーザーを自動的に別のURLへ転送する仕組みのことです。
例えば、被リンクをもらっているページのURL変更、古いページの削除など、WordPress→Studioへの移行など、リダイレクトをしなければならないタイミングは多くあります。
そのタイミングでリダイレクト機能を使わなければ、これまでのSEO評価がすべて無駄になってしまうこともあります。
なので、リダイレクト機能は必ず有効活用すべきだといえます。
そこで今回は、Studioにおけるリダイレクト機能について徹底解説してきます。
「Studioの使い方がまだイマイチわかっていない、、、」という方は、以下のマニュアルも参考にしてみてください。

Studioのリダイレクト機能が使えるプランとは
Studioのリダイレクト機能が使えるプランは、Businessプラン以上になります。
2024年12月の料金プラン改定まで全プランでリダイレクト機能を使えていましたが、改定後はBusinessプラン以上でないと使えませんので注意しましょう。

無料プラン、Miniプラン、Personalプランではリダイレクト機能が使えません!
Studioの料金プランに関しては、ぜひ以下の記事をご参考ください。


また無料プランでできること・できないことについて詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご参考ください!


リダイレクト機能の対応可否について
リダイレクト機能は対応できるケース・対応できないケースがありますので、サクッと知りたい方は下記の表をご覧ください。
項目 | 対応可否 | 補足・注意点 |
---|---|---|
同一ドメイン内 | (可能) | 特になし |
Studioサイト→別サイト | (可能) | 特になし |
別サイト→Studioサイト | (不可能) | ドメイン管理サービス側で対応する必要あり |
Studioサイト→Studioサイト(CMSアイテム) | (不可能) | 静的ページでないと、Studioの仕様上、リダイレクトできない |
それぞれ具体的に説明します。
リダイレクト機能で対応できるケース
Studioのリダイレクト機能で対応できるのは、以下2つのケースとなります。
- Studio内のページ→Studio内のページ
- Studio内のページ→外部サイトのページ
イメージしにくいと思うので、図で表してみました。


基本的にStudioで作ったページ側からのリダイレクト設定はできるようになっています。
例えば、Studioで作った会社概要のページにアクセスされた時に、noteで作った会社概要のページに飛ばすなど。



つまり、Studio以外で作られたページにもリダイレクトができるという意味です!
またStudioで作ったサイト内でリダイレクトを飛ばすこともできるので、一部ページが不要になった場合もリダイレクト機能を使うことで、統合先のページにSEO評価を引き継ぐことができます。
リダイレクト機能で対応できないケース
Studioのリダイレクト機能で対応できないのは、以下の2ケースとなります。
- 外部サイトのページ→Studio内のページ
- 動的ページへのリダイレクト
まず、外部サイトのページ→Studio内のページの具体例を図で表してみます。


Studioのリダイレクト機能では、外部ページからのリダイレクトを設定できません。
WordPressで作ったサイト→Studioで作ったサイトにリダイレクト設定をかけるなど。
もしどうしてもリダイレクトを掛けたい場合は、ドメイン管理側のサービスで対応しなければなりません。



ドメインサービスで有名な「お名前.com」や「ムームードメイン」や「Google Domains」などは簡易的なURL転送機能があります!
また動的ページへのリダイレクト設定はできません。
つまり、StudioのCMSで作った記事・コンテンツへとリダイレクトすることはできないという意味です。あくまでリダイレクト先が静的ページでないと、リダイレクトは設定できないので注意しましょう!
Studioのリダイレクト機能の設定方法
では次に、リダイレクトの設定手順について解説します。
それぞれ具体的に説明します。
①:リダイレクト元のページを削除またはパスを変更
Studioの仕様で、リダイレクトを設定するときにはリダイレクト元のページを削除もしくはパスを変更しなければなりません。


上記の例は、「terace.com/company」にアクセスされた時に「terace.com」が表示されるようにするリダイレクト設定ですが、この場合は「terace.com/company」のページを削除もしくはパスを変更しなければなりません。
◼︎ページの削除方法
①リダイレクト元のページを選択する


②ページを選択した状態でゴミ箱のボタンをクリックして、ページを削除します。


②:リダイレクトの設定を行う
次に、リダイレクトの設定を行なっていきます。
ページ追加のボタンをクリックします。


リダイレクトをクリックします。


リダイレクト元のパスを入力して、リダイレクト先のページを選択もしくは外部URLを入力します。


入力が完了したら、「作成」をクリックします。実際にプレビューでリダイレクトが設定できているか確認してみてください!
リダイレクト機能が使われるケース
Studioのリダイレクト機能が利用されるケースは、下記のとおりです。
利用シーン | 具体的な状況 |
---|---|
ページURLを変更したとき | 「/service」→「/services」に修正した場合 |
不要になったページを統合したいとき | サービス詳細ページ(3つ)をサービス一覧ページにすべてまとめたい場合 |
サイトリニューアルでURL構造を整理したとき | 「/old-news/123」→「/news/123」に変更したい場合 |
上記のケースでリダイレクト設定を行なっていないと、404ページの流入増加、サイト離脱率の向上、SEO評価低下など悪いことばかりです。
例えば、自社サイトURLをSNSや外部サイトに載せている場合、またオウンドメディア内で内部リンク誘導している場合など、古いURLへのアクセス経路がたくさん残っている場合だと危険です。
上記のケースに当てはまる方は、必ずリダイレクト漏れがないか確認するようにしましょう。
リダイレクトを設定するメリット
リダイレクトを設定するメリットは、大きく2つあります。
それぞれ具体的に説明します。
SEO評価を引き継げる
Studioで設定できる「301リダイレクト」は、検索エンジンに対して旧ページの評価を新しいページへ引き継ぐよう伝えることができます。
そのため、被リンクや検索順位などの評価を失わずにすみ、リニューアル後にも安定したSEO効果を維持できるようになります。
仮にリダイレクト設定をしなかった場合、旧ページの評価は一切引き継がれないので、検索エンジンからの評価0からスタートのようなイメージです。
これまで長期間サイトを運用していた場合、旧ページの評価が高まっているケースは非常に多いです。リダイレクト処理を怠ると、その評価もすべて台無しになってしまいます。
リダイレクト処理についてよくわからない場合は、Web制作会社 or フリーランスなどのプロに一度ご相談するのもひとつだと言えます。



弊社も、Studioにおけるサイトリニューアルを複数回行っています。サイト評価の引き継ぎについて詳しく知りたい方は、ぜひご相談ください。
またStudioで実行できるSEO対策については、以下の記事で詳しくまとめています。
「検索結果の上位に表示したい」や「PV数やセッション数を上げたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
ユーザーが迷子になりにくい
リダイレクトを行えば、ページのURLが変わった場合でも、自動的に新しいページへ転送されるようになります。
そのため、ユーザーは「ページが見つかりません」といったエラーページ(404ページ)に遭遇することなく、スムーズに目的の情報へたどり着けます。
その結果、ユーザーは迷うことなくコンテンツに辿り着けるので、離脱率の低下などを防ぐことにも繋がります。離脱率の低下は、検索エンジンからの評価にも繋がり、間接的にSEO対策にもなります。
エラーページが表示される状態は、UI/UXの観点で優れているとは決して言えません。なので、なるべくリダイレクト処理をかけて、常に正しいコンテンツが表示されるようにしておきましょう。
エラーページが表示されるのはよくない状態ですが、それ以上に悪いのがエラーページ自体が存在しないことです。エラーページ自体が存在しないと、削除されたページにアクセスされた時に、白い画面や無機質なエラーメッセージだけが表示されるようになります。
まだStudioでエラーページ(404ページ)を設定できていない方は、下記を参考にして404ページを作成しておきましょう。


Studioのリダイレクトに関するよくある質問
最後に、Studioのリダイレクトに関するよくある質問を紹介します。
- 302リダイレクトは設定できますか?
- リダイレクト先URLが日本語だとエラーが起きますか?
- 外部ページからStudioで制作したページへリダイレクトすることはできますか?
Studioのサイト制作は「Terace」にお任せ!
当メディアを運営する私達は、Studioの制作代行サービス「ラク子」を運営しています。



「デザイナー」と「フロントエンジニア」のフリーランス3名で運営しています!
- ポッキリ価格でホームページを制作できる
- 専属デザイナーが完全オリジナルのデザイン作成
- 納品後1ヶ月間は無料の電話サポートあり
- 自社更新できるホームページが作れる
- ホームページ制作期間中は何度でも無料相談できる
- 顔の出ているフリーランス3人が運営
- 維持費0円でホームページを運営できる
料金プランは、以下の通りです。


ポッキリ価格でホームページが作れるサービスであり、個人事業主や中小企業からよく選ばれています。サービス利用者の声を聞きたい方は、ぜひ以下のインタビュー記事をご覧ください。






今だけ、毎月3組まで制作費用が3万円割引になるキャンペーンを行っています。
先着順で締め切るので、気になる方はぜひお早めにお問い合わせください!
※コメントは最大500文字、5回まで送信できます