STUDIOの無料プランでできること9選|できない事例も紹介!

「無料プランのホームページって、ダサいテンプレみたいなデザインでしょ?」とよく聞かれます。はっきり言いますが、そのような時代は終わりました。
飛ぶ鳥を落とす勢いでシェア率を伸ばしている「STUDIO」は、無料プランでも最強クオリティのサイトを制作できます。この記事を読んでいるあなたは、いまSTUDIOの無料プランを検討しているはずです。
そこで今回、STUDIOの無料プランでできること9選とできないこと4選を紹介していきます。
この記事を読み終える頃には、STUDIO以外のツールは興味すらなくなるはずです。それくらいSTUDIOの無料プランは素晴らしいです。ぜひ参考にしてみてください!
STUDIOのメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

STUDIOの無料プランでできること9選
STUDIOの無料プランでできることは、下記の9つです。
- 月間Visitor数は2,000人まで
- 共有ドメイン(studio.site)で公開できる
- ページ数制限は50ページまで
- バージョン管理は1日前まで使える
- CMS機能が使える(制限付き)
- お問い合わせフォームが使える(回答数の上限あり)
- 招待ユーザー数は無制限
- 直近15日間のアナリティクスを見れる
- デザイン機能はすべて使える
それぞれ具体的に説明します。
月間Visitor数は2,000人まで
STUDIOの無料プランは、月間Visitor数が2,000人までOKです。
例えば、Aさんがサイト内を回遊して「〇〇.com/test1」と「〇〇.com/test2」という2ページを閲覧したとしても、Visitor数は1でカウントされます。


PV数でカウントすると2ですが、Visitor数だと1でカウントされます!
ある程度の知名度がない限り、月間Visitor数2,000人はなかなか到達しません。
もし月間2,000人をオーバーしたとしても、すぐにサイトが閲覧できなくなることはありません。実際、STUDIOの公式サイトでも下記のように回答されています。
各プランごとのVisitor数の上限を超えるとどうなりますか?
プロジェクトの月間Visitor数が契約プランで設定された上限の80%を超えた時点で、Studioへのログインやプロジェクトへのアクセスの際にモーダル通知がされるようになりました。さらに、プロジェクトのオーナー権限のメンバーには、上限の80%、90%を超えた時点、そして100%超過後に日次でメールにて通知いたします。
上限を超えてしまった場合、すぐにWebサイトの閲覧ができなくなることはありませんが、月間Visitor数などのご状況に応じて上位プランへのアップグレードのご検討をお願いいたします。Business Plusプランの場合はVisitorアドオンもご利用いただけます。
なので越えるようになってきたら、有料プランに変更するのがおすすめです。
共有ドメイン(studio.site)で公開できる
STUDIOの無料プランでは、独自ドメインにサイトを載せることができません。
その代わり、共有ドメインでサイトを公開できるようになっています。
- 独自ドメイン:「Terace.jp」や「Terace.com」など
- 共有ドメイン:「Terace.studio.site」など



共有ドメインはどこかしらにサービス名の単語が入るケースがほとんど!
つまり、STUDIOの無料プランでサイトを公開する場合、必ず「https://〇〇.studio.site」という文字列になってしまいます。デメリットを挙げるなら、一般的なURLと比べると長くなってしまうので、人によっては怪しく思われる可能性があるということです。
ですが一方で、共有ドメインは無料で使えるといったメリットがあります。とにかく費用を抑えたい場合は、共有ドメインで始めても問題ございません。
ページ数制限は50ページまで
そして無料プランは、ページ数制限が50ページまでとなっております。



他のノーコードツールと比べると、ページ数が多いです!複数ページ使えるので、コーポレートサイトにも使えます!
ペライチ | Ameba Ownd | STUDIO | |
---|---|---|---|
ページ数 | 1ページ | 3ページ | 50ページ |
カウントから除外されるページは「リダイレクト設定のページ」や「非公開設定済みのページ」なので、それ以外はすべてページ数としてカウントされます。
小〜中規模サイトであれば50ページ以内に収まるケースも多いので、無料プランでも十分に質の高いサイトを作れます。
バージョン管理は1日前まで使える
また無料プランでは、1日前までのバージョン管理をできます。
要するに、データを戻せる機能です。ただし、無料プランであるため、2日前以上のデータは戻せなくなっています。


例えば、サイト管理に慣れていないタイミングだと、意図せずに文章・画像を消してしまったり、セクション丸ごとを削除したりしてしまいます。すぐに気づけば問題ないですが、問題なのはそのトラブルに関して2日後に気付いたパターンです。
その場合だともう手遅れなので、また自分で実装するしか手段はありません。
CMS機能が使える(制限付き)
またSTUDIOの無料プランでは、制限付きでCMS機能が使えます。



CMS機能とは、技術的な知識がなくても、簡単にWebサイトのコンテンツ(テキスト、画像、動画など)を作成・管理できるシステムのことを指します。
例えば、CMS機能は下記のような更新によく使われています。
- ブログ記事(コラム)
- 新着情報やニュース
- 実績(制作実績・インタビュー記事)
無料プランでは無限にCMS機能を使えるわけではなく、「モデル数:3個まで」や「アイテム数:100個まで」といった制限があります。
モデル数に関しては少し複雑なのでここでは割愛しますが、アイテム数は何記事までブログを更新できるのかといった部分です。無料プランだとアイテム数が100個まで可能なので、「100記事までなら公開できるよ」といったイメージですね。
簡易的なサイトであれば、CMSアイテム数は100個あれば十分のケースも少なくありません。もし足りなくなければ、そのタイミングで有料プランへの移行を検討するようにしましょう。
お問い合わせフォームが使える(回答数の上限あり)
STUDIOは無料プランでも、お問い合わせフォームが使えるようになっています。
ただし、料金プランごとに回答数の上限が設けられています。
プラン | Free | Mini | Personal | Business |
---|---|---|---|---|
回答数 | 100件 | 100件 | 1,000件 | 10,000件 |
つまり、お客様から100件お問い合わせをいただければ、それ以上のお問い合わせをいただいても回答は見られないということです。
その場合の対処方法は、下記のとおりです。
- 有料プランにアップデートする
- 不要な回答を削除して回答数のカウントを減らす
すでに認知度が高いサービス・企業だとすぐにお問い合わせ数は100件を超えてしまうので、もしかしたらすぐに「Personal」や「Business」プランに変更しなければならないかもしれません。
STUDIOの料金プランに関しては、以下の記事で詳しくまとめています。


お問い合わせフォームの作り方について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください!


招待ユーザー数は無制限
STUDIOの無料プランは、招待ユーザーが何人でもOKです。
管理者がSTUDIOでサイトを作ったとして、「ユーザーA」、「ユーザーB」、「ユーザーC」、「ユーザーD」と複数人を招待できるということです。図解すると、下記のとおりです。





この機能があることで、「会社概要」はAさんが作る、「プライバシーポリシー」はBさんが作るといった役割分担ができるようになります!
ただし、無料プランだと権限が「オーナー」と「編集者」の2パターンしかなく、どちらも権限が強くなっています。なので、信頼できない人を招待してしまうと、サイトを潰されてしまうリスクが生じます。
CMSだけいじれる「ライター」などの権限を与えたい場合は、Businessプラン以上を検討しなければなりません。
直近15日間のアナリティクスを見れる
STUDIOの無料プランは、Googleアナリティクスとは連携できませんが、STUDIOアプリ上のアナリティクスでサイトを分析できます。



Googleアナリティクスと比べると簡易的ですが、それでも十分すぎるほどのクオリティです!
ただし、無料プランでは閲覧可能期間が短く設定されています。
Free | Mini | Personal | Business以上 | |
---|---|---|---|---|
閲覧可能期間 | 過去15日間 | 過去30日間 | 過去150日間 | 全期間 |


過去15日間しか見れなければ、サイトに施策を打ったとしても前後のPV数・セッション数の伸びを確認できません。つまり、振り返って施策がハマっていたのか・不発だったのかをしっかり確認することができません。
もしデータ分析をしながらサイト改善をしていきたいなら、無料プランでは役不足だといえます。
ちなみに無料プランで確認できる分析項目は、下記のとおりです。
- サイト全体のPV数・ビジター数
- ページごとのPV数・ビジター数
- 注目されているページ
「直帰率」や「平均滞在時間」などの詳しいデータを取りたい場合は、有料プランに移行してGoogleアナリティクスなどと連携するようにしましょう。
デザイン機能はすべて使える
STUDIOの無料プランに驚くべきポイントは、デザイン機能をほとんど使えることです。
つまり、スキルさえあれば無料プランでも、超格好いいサイトを作れるということ。



アニメーションも付けれますし、ホバー時の動きも付けられます!
STUDIOの無料プランでどのようなサイトが作れるのか、気になる方はぜひ以下の記事をチェックしてみてください!


STUDIOの無料プランでできないこと5選
次に、STUDIOの無料プランのできないこと4選について紹介します。
- 独自ドメインで公開できない
- STUDIOバナーを非表示にできない
- サイト全体のパスワード保護ができない
- 外部サービスとの連携ができない
- カスタムコードが使えない
それぞれ具体的に説明します。
STUDIOの無料プラン・有料プランに限らず、実装できないこと10選については以下の記事にまとめています。



例えばECサイトを作れない、自動返信メールが装備できないなどです!


独自ドメインで公開できない
STUDIOの無料プランでは、サイトを独自ドメインで公開できません。



無料プランだと「https://〇〇.studio.site」という共有ドメインに必ずなります!
短期的にサイトを運営するなら共有ドメインでも問題ないですが、コーポレートサイト・サービスサイトのように長期的に運営する予定なら独自ドメインをおすすめします。
というのも独自ドメインは長期的に運用することで、被リンクなどが増えたり、運用期間が長いことからSEO評価が高まりやすいからです。そしてSEO評価が上がってくると、GoogleやYahoo!などの検索エンジンから集客しやすくなってきます。
なので、本格的にサイトを運営する場合は、なるべく共有ドメインは避けるべきといえます。



共有ドメイン→独自ドメインに変更する手続きは簡単なので、まず無料プランの共有ドメインから始めるのもOKです!
STUDIOバナーを非表示にできない
また無料プランでは、必ずサイトの左下にSTUDIOバナーが表示されるようになります。
イメージしにくい方は、下記の画像をご覧ください。


どのノーコードツールでも基本的に広告は付いてくるので仕方がないでしょう。その中でもSTUDIOは主張の激しくないバナーなので、まだ使いやすいほうといえるでしょう。
ですがやはりサイトに広告が付くのは、ビジネス観点で見るとあまり好ましくはありません。お客様からの信頼度を重視するなら、有料プランに移行して広告バナーを消すのがおすすめです。



Miniプラン以上で、STUDIOバナーは非表示にできます!
サイト全体のパスワード保護ができない
STUDIOの無料プランでは、サイト全体のパスワード保護ができません。
「どのようなときに使うの?」という質問が飛んできそうですが、全体にパスワードをかけるのは下記のようなときです。
- 結婚式の招待サイト
- 社内用のポータルサイト
- 会員制サイト
もし上記のようなジャンルに該当する場合は、有料プランの「Personal」以上で契約する、もしくはWordPressなどの他ツールでサイトを構築するようにしましょう。



ページごとにパスワードを付けたいなどの希望があれば、WordPressの方がおすすめです!
外部サービスとの連携ができない
STUDIOの無料プランは、外部サービスとの連携が一切できません。
- Googleアナリティクス
- Googleタグマネージャー
- Googleサーチコンソール
- Google reCAPTCHA v3
- Meta Pixel
- Notion
- microCMS
- HubSpot Tracking(Beta)
- Intercom
- Channel
- Airtable
よく使うツールだと、赤文字で記している「Google系のツール」と「Notion」あたりですね。



中でもとくに使うのが、「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」です!
Googleアナリティクスはページごとの評価を確かめること、GoogleサーチコンソールはSEOが上手くいっているのかを確かめることに向いています。
ですが無料プランでは使えないので、予想の範囲でサイト改善・SEO施策を打たなければなりません。
データドリブンにサイト運営をしていきたい方にとっては、致命的なデメリットになります。外部ツールとの連携がしたいなら、Miniプラン以上で契約しましょう。
カスタムコードが使えない
STUDIOでは無料プランのみ、カスタムコードが使えません。
無料 | Mini | Personal | Business | Business + | |
---|---|---|---|---|---|
カスタムコード |
カスタムコードが使えないデメリットは、下記のとおりです。
- 特殊なアニメーションを実装できない
- 細かいデザインの調整ができない
- 独自フォントやスタイルを適用できない
- チャットボットの埋め込み不可
- SEOを最適化できない
有料プランであればカスタムコードを駆使して、HTMLやCSSを使って細部までデザインをこだわることができます。
しかし、無料プランでは基本的なデザイン機能のみです。



ですがSTUDIOはそもそもデザイン機能が高いのが特徴です!本格サイトを作りたい方のみ、デメリットになりえるでしょう。
例えば、サイトにアクセスした時に派手なアニメーションを実装したり、背景の模様が常にランダムに動いているなどの高度なアニメーションは苦手です。
やろうと思えば、複雑な手順を踏まなければなりません。
本格デザイン・アニメーションなどで他社と差別化したい場合は、そもそもSTUDIO以外を選ぶべきといえるでしょう。
STUDIOの無料プランで作ったサイト事例について
この記事を読んでいるあなたは、「まず無料プランでサイトを作ろうかな〜」と考えているはずです。
無料プランでできること・できないことを文章で読むのもいいですが、『百聞は一見にしかず』です。どのようなサイトを作れるのかは、実際にあなたの目で確認してみましょう。


有料プランとデザイン機能の違いはほとんどないため、無料プランでも高品質なサイトが再現されています。



数あるノーコードの中でも、デザイン性能が1番高いのが「STUDIO」です!
STUDIOの無料プランに向いてない人の特徴
STUDIOの無料プランは優秀ですが、向いてない人がいることも事実です。
次に、STUDIOの無料プランに向いてない人の特徴を挙げていきます。
- ビジネス用の本格的サイトを作りたい方
- 長期間サイトを運用する予定の方
それぞれ具体的に説明します。
ビジネス用の本格的サイトを作りたい方
無料プランの1番ネックな部分は、「信頼性」に欠けることです。
信頼性がなぜ低いのかというと、下記の2つが理由です。
- 常にバナー(広告)が表示されてるから
- 共有ドメインでしか運営できないから
バナーが表示されているとユーザーの邪魔になるだけでなく、「このサイトは無料で作れられたのか」と感じる方も出てきます。
共有ドメインに関しても同様です。「無料で作っている=遊びでビジネスをやっている」と捉えられてしまう可能性も出てきます。
ビジネスは常に競合との勝負にさらされています。「信頼性」という指標はもちろん無視できません。本気でビジネスをやっているなら、迷わず有料プランを選ぶべきといえます。
長期間サイトを運用する予定の方
キーワードになってくるのは「ドメインパワー」です。
無料プランは共有ドメインでしかサイトを運営できない一方で、有料プランは独自ドメインでサイトを運営できます。



独自ドメインは長期間運用すれば、徐々にドメインパワーが蓄積していきSEO的に強くなっていきます!
ですが共有ドメインだとパワーが溜まっていかないのでSEO的には強くなっていきません。あくまで現状維持です。2~3ヶ月しかサイトを運用しないなら、ドメインパワーはまったく蓄積しないので共有ドメイン or 独自ドメインは気にしなくていいです。
ですが長期間運用することが決まっているなら、最初から独自ドメインにしている方がドメインパワーも蓄積していき、SEO的にも有利に戦えます。
1年間以上サイト運用する予定なら、迷わず独自ドメインが使えるMiniプラン以上を選ぶようにしましょう。
STUDIOに関するよくある質問
最後に、お客様からよくいただくSTUDIOに関するよくある質問に答えておわります。
気になる部分があれば、ぜひ参考にしてみてください!
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