介護タクシーの集客方法7選|SEO対策のコツ4選も解説!

介護タクシーを開業したのに、電話が鳴らない。 ケアマネジャー(介護支援専門員)に挨拶に回っても、名刺を渡して終わるだけ。

開業前は需要があると聞いていたのに、実際に始めてみると予約はゼロに近い。 そんな状況に焦りを感じている事業者は少なくありません。

この記事では、介護タクシーの集客が難しい理由を整理したうえで、開業直後から取り組める集客方法7選を紹介します。 オフラインの営業からWeb活用まで、優先順位を付けて解説するので、今日から動き出せます。

また介護タクシーの営業先に関しては、「介護タクシーの営業先9選|優先順位が高いのは5つの施設形態」で詳しく解説しています。

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目次

介護タクシーの集客が難しい3つの理由

介護タクシーは需要があるのに集客できない。 その原因は、事業者の努力不足ではなく業界構造にあります。

集客がうまくいかない理由を3つに分解して見ていきます。

それぞれ具体的に説明します。

ケアマネ経由の紹介だけでは安定しない

介護タクシーの集客で最初に思い浮かぶのは、ケアマネジャーへの営業です。 居宅介護支援事業所(ケアマネが所属する事業所)を回り、利用者を紹介してもらう方法は確かに有効です。

しかし、ケアマネ1人が担当する利用者は約35名。 そのうち介護タクシーを必要とする人はごく一部です。

さらに、ケアマネは複数の介護タクシー事業者と付き合いがあります。 1社だけに紹介を集中させることはまずありません。

ぺんすけ

つまり、ケアマネ営業だけに頼ると、月に数件の紹介で頭打ちになります。 安定した売上を作るには、ケアマネ以外のルートが必要です。

キャリアアドバイザー時代、ケアマネジャーが利用者の通院手段を探す場面を何度も見てきました。 しかし、ケアマネが特定の事業者を積極的に推薦することはほぼありません。 本業はケアプラン作成であり、介護タクシーの手配は頼まれたら知っている事業者を伝える程度です。

つまり、ケアマネの記憶に残る事業者になれるかどうかが勝負であり、紹介件数を増やすのは構造的に難しいのです。

ケアマネから継続的に仕事が入ってくる状態になれば、かなり心強いのは確かです。でもよくあるのがケアマネ営業のやり方を間違っているケースです。

正しいケアマネ営業は、タイミング設計だったり、渡す名刺に工夫を凝らすなど、テクニックが必要です。気になる方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

>>【重要】介護タクシーのケアマネ営業がうまくいかない原因3選

利用者の家族がネットで業者を選ぶ時代になった

介護タクシーの利用を決めるのは、利用者本人だけではありません。 多くの場合、家族が「どの事業者にお願いするか」を検索して決めています。

総務省の「情報通信白書」によると、60代のインターネット利用率は86.8%を超えています(出典:総務省 令和5年版情報通信白書)。 70代でも65%以上がネットを利用しています。

つまり、利用者の家族はスマートフォンで「地域名+介護タクシー」と検索し、出てきた事業者を比較しています。 ここで自社の情報が出てこなければ、選択肢にすら入れません。

これまでは繋がりだけで集客できていたかもしれませんが、現代では自社ホームページを持ちインターネット上で露出したり、SNSで宣伝活動をすることが大切になってきています。

インターネット上に露出するには、介護タクシー事業者向けのアプリやサイトに登録するのも一つの手です。サイトであれば、無料で会員登録できるものもあるので、実質0円で集客パワーを強化することができます。

知名度ゼロからの信頼構築に時間がかかる

介護タクシーは地域密着型のサービスです。 利用者や家族にとって、知らない事業者に身体の不自由な家族を預けるのは不安が大きい。

大手の介護事業者や、長年地域で営業している同業者と比べると、開業したばかりの事業者は信頼の面で圧倒的に不利です。

信頼を積み上げるには時間がかかります。 だからこそ、口コミやホームページなど、信頼を可視化する仕組みを早い段階で整えることが重要です。

ぺんすけ

信頼感を獲得する上で、ホームページは最も大事だといえます。全く情報がない病院とホームページで診療項目など具体的に書かれているホームページだと、必然的に後者を選ぶはずです。

開業したばかりの介護タクシー事業者は、とにかく「信頼」を貯めることが最優先になります。

介護タクシーの集客方法7選

介護タクシーの集客方法7選の費用対効果比較表

ここからは、介護タクシーの集客に効果がある方法を7つ紹介します。 無料で始められるものから順に並べているので、予算が限られている事業者はまず上位の施策から取り組んでください。

各方法のコスト・難易度・効果の目安を表にまとめました。

方法コスト難易度即効性
Googleビジネスプロフィール無料
ホームページ10〜30万円
SEO対策無料〜月数万円
居宅介護支援事業所への営業交通費のみ
病院・施設へのチラシ設置数千〜数万円
LINE公式アカウント無料〜月5,000円
口コミ・紹介の仕組み化無料

それぞれ具体的に説明します。

①:Googleビジネスプロフィールを登録する

Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップに自社の情報を表示できる無料サービスです。 「地域名+介護タクシー」で検索したとき、地図の上に表示される事業者一覧がこれにあたります。

登録は無料で、即日完了します。 介護タクシーの集客で最初にやるべき施策です。

登録時のポイントは3つあります。

Googleビジネスプロフィールに登録する際のポイント
  • 事業所名・住所・電話番号を正確に入力する。表記ゆれがあるとGoogleの評価が下がる
  • 営業時間・対応エリア・サービス内容を詳しく記載する。情報が充実しているほど検索で上位に表示されやすい
  • 車両の写真やスタッフの写真を複数枚登録する。写真がない事業者は利用者から選ばれにくい

MEO対策(Map Engine Optimization=Googleマップでの検索順位を上げる施策)を導入した事業者では、電話での問い合わせが対策前の約4倍に増えたという報告もあります。

ぺんすけ

無料で誰でもできる対策です!なるべく早めにやっておくのがおすすめです!

②:集客できるホームページを制作する

集客できるホームページに必要な5つの要素

ホームページは、介護タクシーの信頼性を伝える最も強力なツールです。 利用者の家族がネットで業者を比較するとき、ホームページがあるかないかで印象が大きく変わります。

キャリアアドバイザー時代、介護施設を求職者に紹介する際にホームページの情報量が判断材料になっていました。 ホームページがない施設は、判断材料がないという理由で候補から外れることが多かった。 これは介護タクシーでも同じです。 ホームページがなければ、利用者や家族にとって選ぶ根拠がないのです。

ホームページに必ず載せるべき情報は次の5つです。

項目内容
料金表迎車料金・距離料金・介助料金を明記。目安金額の記載で利用者の不安を消す
対応エリア市区町村名を列挙し、可能なら地図で視覚的に示す
車両・設備情報車椅子対応・ストレッチャー対応・リクライニング車椅子など、対応できる設備を写真付きで掲載
利用者の声実際に利用した方やそのご家族からの感想を掲載。信頼構築に直結する
電話番号・予約導線スマホで閲覧したとき、ワンタップで電話できるボタンを目立つ位置に設置する

ホームページを作る際の注意点として、スマートフォン対応は必須です。

利用者の家族の多くはスマートフォンから検索しています。 パソコンでしか見られないホームページは、それだけで離脱されます。

ぺんすけ

昔に作ったホームページだと、スマホ対応できていないケースも多いです。スマホ対応できていないサイトは離脱率が格段に上がるので、リニューアルも検討するようにしましょう!

③:「地域名+介護タクシー」でSEO対策する

SEO対策とは、Googleの検索結果で自社のホームページを上位に表示させる施策です。 介護タクシーの場合、「渋谷区 介護タクシー」「大阪市 介護タクシー 料金」など、地域名を含むキーワードで上位を狙います。

代表的な対策としては、下記が挙げられます。

  • タイトルタグに狙うキーワードを入れる
  • 見出しタグ(H2やH3タグなど)に狙うキーワードを入れる
  • 内部リンクを設置して回遊率を上げる
  • 被リンク対策を行う

ただし、SEO対策は効果が出るまでに3〜6ヶ月かかります。 すぐに集客したい場合は、Googleビジネスプロフィールや営業を先に進めてください。

また本格的なSEO対策に関しては、「介護タクシーのSEO対策でやるべきこと4選」のセクションで詳しく解説しています。

④:居宅介護支援事業所に営業する

オフラインの営業で最も効果が高いのは、居宅介護支援事業所への訪問です。 ケアマネジャーに自社の存在を知ってもらうことで、利用者を紹介してもらえる可能性が生まれます。

営業で意識すべきポイントは次の通りです。

居宅介護支援事業所への訪問時のポイント
  • 初回訪問では売り込まない。名刺と簡単なパンフレットを渡して「お近くで開業しました」と挨拶するだけで十分
  • 2回目以降は、月に1回程度の頻度で顔を出す。接触回数が信頼につながる
  • ケアマネジャーの業務負担を減らす提案ができると選ばれやすい。たとえば、予約のやり取りをLINEで完結できる仕組みがあると、電話対応に追われるケアマネジャーに喜ばれる

ポイントは、1回の訪問で結果を求めないことです。 介護タクシーの営業は、関係構築に時間がかかります。 半年以上かけて信頼を積み上げる覚悟で取り組んでください。

ぺんすけ

ケアマネージャーとは長期的な信頼関係を築いていくことが大切になります!

ケアマネにしっかり覚えてもらうには、介護タクシーの事業紹介シートを一緒に渡すのもおすすめです。無料でダウンロードできるので、ぜひお使いください。

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完全無料・テンプレ資料
ケアマネ配布用・介護タクシー事業所紹介シート

ケアマネジャーや病院の退院支援室にあいさつへ行くとき、名刺と一緒に置いてこられるA4 1枚のシートです。

  • 対応エリア
  • 乗れる方の条件
  • 介護保険の扱い
  • 予約の取り方
  • 料金の目安

など依頼の前に必ず聞かれる項目がそろっています。印刷して□に印をつけ、空欄を手書きで埋めるだけで完成します。

記入例と、迷いやすい欄の調べ方も付いています。無料でダウンロードできますので、これからケアマネジャーや病院を回る予定の方はぜひお使いください。

⑤:病院・施設にチラシを設置する

病院や介護施設は、介護タクシーの利用者が集まる場所です。 待合室や受付にチラシを置かせてもらうことで、利用者やその家族に直接アプローチできます。

チラシ設置で成果を出すための注意点は2つあります。

ポイント具体的なポイント
文字を大きく、情報を絞る高齢者やその家族が読むことを前提に、電話番号・対応エリア・料金の3点に絞る
チラシの補充を定期的に行う置きっぱなしにせず、月1回は足を運んで補充と挨拶をセットで行う

チラシの印刷費は1,000枚で数千円程度です。 ポスティングよりも、病院や施設への設置のほうが効率が良い傾向があります。 ポスティングはターゲット以外にも配布するため、費用対効果が低くなりがちです。

チラシを制作したら、まずは効率の良い「病院」や「介護施設」を優先的に置くようにしましょう。

⑥:LINE公式アカウントで予約導線を作る

LINE公式アカウントは、利用者やその家族との連絡手段として非常に有効です。 電話が苦手な方でも、LINEなら気軽に問い合わせができます。

導入のメリットは3つあります。

LINE公式アカウントを導入するメリット
  • 予約・変更・キャンセルのやり取りをLINEで完結できるため、事業者の電話対応の負担が減る
  • 利用者情報をトーク履歴で管理できる
  • 月1回程度の配信でリピート利用を促せる

無料プランでも月200通までメッセージを送れます。 小規模な介護タクシー事業者であれば、無料プランで十分です。

ぺんすけ

私たちもホームページ制作にあたって、お客様と公式LINEで連絡を取ることが多いですが、無料プランでも全く問題なく事足りています!

登録方法は、LINEの公式サイトからアカウントを開設するだけです。 ホームページやチラシにQRコードを掲載し、友だち追加を促しましょう。

⑦:口コミと紹介を仕組み化する

口コミは、介護タクシーの集客において最も信頼性が高い手段です。 実際に利用した方の声は、どんな広告よりも説得力があります。

口コミを集める方法としては、利用後にGoogleビジネスプロフィールへの口コミ投稿をお願いするのが効果的です。

投稿をお願いする際のポイントは次の通りです。

口コミ投稿をお願いする際のポイント
  • 利用直後のタイミングで、QRコード付きのカードを渡す。帰宅後に投稿してもらえる確率が上がる
  • 「ありがとうございました」の一言とともに渡す。押しつけがましくならないように配慮する

紹介による集客を仕組み化するには、利用者に紹介をお願いするのではなく、良いサービスだったから自然に人に教えたくなる体験を提供することが先です。

丁寧な介助、時間厳守、清潔な車内。 当たり前のことを当たり前にやり続けることが、紹介を生む最大の仕組みです。

介護タクシー集客の始め方ロードマップ

集客方法7選を全部同時に始める必要はありません。開業したばかりの介護タクシーは1人か2人で回していることが多く、営業とホームページ制作を同時に進めると、どちらも中途半端になります。

大事なのは、開業からの時期に合わせて、やることを絞ることです。無料で今日できる施策から始め、売上が立ってきた段階で費用のかかる施策に進むと、資金を守りながら集客の土台を積み上げられます。

ぺんすけ

方法を知っていても、順番を間違えると効果が半減します。開業初月にホームページ制作へ30万円かけてしまい、営業に回る資金も時間も足りなくなるのが典型的な失敗です。順序を決めてから動きましょう。

開業前〜1ヶ月は名刺とGoogle登録から

許可が下りて開業日が決まったら、まず整えるのは名刺とGoogleビジネスプロフィールです。どちらも費用がほとんどかからず、開業日から使えます。

開業前〜1ヶ月にやることは次の3つです。

  • 名刺を用意します。事業所名と電話番号のほかに、対応エリア・車両の種類・料金の目安まで載せると、渡した相手が問い合わせに動きやすくなります
  • Googleビジネスプロフィールを登録します。集客方法①の内容をそのまま実行し、車両とスタッフの写真まで入れて完成させます
  • LINE公式アカウントを開設します。集客方法⑥にあたり、名刺とチラシにQRコードを載せる準備をしておきます

費用の目安は名刺が数千円、GoogleビジネスプロフィールとLINE公式アカウントは無料です。作業時間は3つ合わせて半日から1日で終わります。

この時期に車両を使った写真を多めに撮っておくと、あとでホームページやチラシを作るときに困りません。乗降介助の様子や車椅子を固定した状態など、利用者の家族が知りたい場面を押さえておきます。

ぺんすけ

名刺は渡して終わりになりがちですが、ケアマネジャーが後日名刺を探すときに見るのは電話番号と対応エリアです。裏面に対応エリアと車両を載せておくだけで、後日の問い合わせにつながる確率が変わります。

介護タクシーの名刺をすぐに作りたいという方は、テンプレで最安4000円で作れる介護専門の名刺制作サービスをご利用ください。リンクも貼っておきます。

開業1〜3ヶ月はケアマネ営業・チラシ設置に集中する

開業してから3ヶ月目までは、時間の大半を外回りに使います。

集客方法④の居宅介護支援事業所への訪問と、集客方法⑤の病院・施設へのチラシ設置を並行して進める時期です。

この時期は予約が少なく、時間がある反面、待っていても電話は鳴りません。時間を営業に振り向けられるのは開業直後だけなので、空いている時間を訪問に使い切るつもりで動きます。

開業2ヶ月目の事業者の1週間の動き方の例です。
月曜と木曜の午前は居宅介護支援事業所を各3件ずつ訪問し、初回は名刺とチラシを渡して挨拶だけで終えます。火曜と金曜は近隣の病院と介護施設を回り、チラシの設置依頼と補充をします。水曜は予約に備えて空け、夕方に訪問先のリストを更新します。
この動きを3ヶ月続けると、居宅介護支援事業所は月20件前後、病院・施設は10件前後を定期的に回れる状態になります。

費用は交通費とチラシの印刷代だけです。チラシは1,000枚で数千円程度なので、開業初期の予算でも十分に用意できます。

営業の反応は最初の数回ではほとんど出ません。断られても月1回の挨拶訪問を続けることが前提なので、この3ヶ月は種まきの期間だと割り切ってください。

ケアマネ営業でつまずくポイントは、【重要】介護タクシーのケアマネ営業がうまくいかない原因3選でも詳しく解説しています。

3〜6ヶ月でホームページとSEOに着手する

営業を3ヶ月続けると、ケアマネジャーや家族から聞かれる質問が見えてきます。料金はいくらか、ストレッチャーは使えるか、市外の病院まで行けるかといった質問です。

この質問への答えがそのまま、ホームページに載せる内容になります。

3〜6ヶ月目に着手するのは、集客方法②のホームページ制作と、集客方法③の「地域名+介護タクシー」でのSEO対策です。

費用の目安はホームページ制作が10〜30万円で、SEO対策は自分で進めるなら無料、外注すると月数万円がかかります。

ホームページ制作をこの時期に置く理由は2つあります。

  • 開業直後は営業に時間を使うべきで、制作の打ち合わせや原稿づくりに時間を割きにくいから
  • SEO対策は効果が出るまでに3〜6ヶ月かかるため、3ヶ月目に着手すれば開業から半年〜1年で検索からの問い合わせが育ち始めるから

営業で聞かれた質問への答えをホームページの料金表・車両ページ・よくある質問に反映すると、開業前に作るより中身の濃いページになります。

ホームページに載せる5つの項目は集客方法②で、SEOで押さえる4つの施策は「介護タクシーのSEO対策でやるべきこと4選」で解説しています。

ぺんすけ

ホームページを開業前に作りたい方も多いのですが、営業で実際に聞かれたことを反映したページのほうが問い合わせにつながります。時間がとれない場合は、開業前は名刺とGoogle登録だけで十分です。

半年以降は口コミと紹介を回す

開業から半年が過ぎると、ケアマネ経由の紹介や検索からの問い合わせが少しずつ入り、実際に利用してくれた方が増えてきます。ここからは、集客方法⑦の口コミと紹介の仕組み化に力を移す時期です。

利用直後にGoogleビジネスプロフィールへの口コミ投稿をお願いし、LINE公式アカウントで月1回の配信を続けます。費用はどちらも無料で、必要なのは利用のたびに声をかける習慣だけです。

口コミの初速をつくる方法として、紹介キャンペーンも選択肢に入ります。利用者やその家族が知人を紹介してくれた場合に、次回の迎車料金を無料にするといった小さな特典を用意します。

特典の金額を大きくする必要はなく、紹介しやすい理由を1つ用意することが目的です。

この時期になっても、ケアマネジャーへの月1回の訪問はやめません。口コミと検索で新規が入り、ケアマネからの紹介が続き、リピートが積み上がります。

3つが同時に回りはじめると、開業直後の電話が鳴らない状態からは抜け出せます。

時期ごとにやることと、費用・時間の目安をまとめました。

時期集中する施策費用の目安時間の目安
開業前〜1ヶ月名刺・①Googleビジネスプロフィール・⑥LINE公式アカウント名刺数千円、ほか無料合計で半日〜1日
1〜3ヶ月④居宅介護支援事業所への営業・⑤病院・施設へのチラシ設置交通費+チラシ1,000枚で数千円週の半分は外回り
3〜6ヶ月②ホームページ制作・③地域名+介護タクシーのSEO対策制作10〜30万円、SEOは無料〜月数万円制作1〜2ヶ月、SEOは効果まで3〜6ヶ月
半年以降⑦口コミと紹介の仕組み化・LINE配信・ケアマネ訪問の継続無料〜紹介特典分利用のたびに声かけ、月1回の配信と訪問
ぺんすけ

表の順番どおりに進めれば、開業から1年で「営業・検索・口コミ」の3本柱がそろいます。どれか1本に頼らない状態を作るのが、介護タクシー集客のゴールです。

介護タクシーのSEO対策でやるべきこと4選

SEO(検索エンジン最適化)は、介護タクシーの新規依頼を継続的に増やす土台です。

SEO対策を適切に行えば、広告・SNS宣伝などに頼らず、利用者家族やケアマネジャー(介護支援専門員)からの問い合わせを安定して獲得できます。

ここでは地域密着の介護タクシー事業者が、押さえておきたい4つのSEO施策を解説します。

それぞれ具体的に説明します。

私たちは介護専門のホームページ制作を行っています。SEO歴5年以上のマーケターがいるため、検索エンジンの上位に表示する方法について精通しております。

ホームページ制作を考えている方は、ぜひ以下のサービスサイトをご覧ください。

タイトルや見出しタグにキーワードを含ませる

利用者家族の検索行動は「地域名+介護タクシー」を起点とし、さらにニーズ語を組み合わせるのが一般的です。

たとえば「渋谷区 介護タクシー」「大阪市 介護タクシー 車椅子」「江戸川区 介護タクシー 通院」など、地名×ニーズ語の掛け合わせで設計を進めます。

ぺんすけ

まずは「〇〇市 介護タクシー」のような検索ボリュームの大きいキーワードを狙っていくのがおすすめです。ただし、競合が強いエリアに関しては、「〇〇市 介護タクシー 車椅子」のようにニッチなキーワードを狙うのもおすすめです!

ニーズ語のバリエーション例を整理すると以下の通りです。

キーワード例
利用シーン通院、退院、入院、透析、冠婚葬祭
車両条件車椅子、ストレッチャー、リクライニング、ベッド
料金条件料金、保険適用、医療保険、介護保険、自費
距離・地域長距離、県外、市外、市区町村名

月間検索数の多さよりも、依頼につながる意図のあるキーワードを優先しましょう。 設計したキーワードはページタイトル・H1・H2・本文に自然に組み込みます。

サイト内にキーワードを含ませないと、基本的にGoogleやYahoo!などの検索エンジンに上位表示するのは不可能です。狙うキーワードを決めたら、自然なレベルでキーワードを含ませるようにしましょう。

料金と車両情報を明示する

利用検討者が事前に必ず確認するのが、料金と車両情報です。 わかりやすい一覧表で提示することで、ページ滞在時間と回遊率が伸び、結果としてSEO評価にもプラスに働きます。

掲載しておきたい基本情報は次の通りです。

項目掲載内容
料金体系基本料金・距離料金・時間料金・介助料金
車両タイプ車椅子対応・ストレッチャー対応・リクライニング対応
所要時間区間別の目安時間
キャンセルポリシー当日・前日キャンセルの扱い
支払方法現金・カード・電子マネー対応可否

あわせて、電話番号やLINE公式アカウントなどの予約導線は、ページ上部に固定表示しておきます。 利用者は迷うと別の事業者へ離脱するため、最初の数秒で連絡先が見えていることが重要です。

ぺんすけ

介護タクシーで特にニーズのある情報は、「料金体系」です。いかにわかりやすく料金が表示されているかによって、サイトの離脱率は大きく変わってきます。

運営者情報と保有資格を掲載する

介護タクシー事業には、法令上の許認可と乗務員資格が必須です。

これらをホームページにきちんと掲載することで、利用者家族の安心につながり、検索エンジンからの評価(E-E-A-T:経験・専門性・権威性・信頼性)も高まります。

ぺんすけ

E-E-A-Tは近年、特に重視されるようになってきており、介護タクシーに自身が精通していることをサイト上で示すことによって、検索エンジンからの評価が上がるようになっています!

掲載すべき項目は次の通りです。

項目内容
代表者プロフィール氏名・経歴・業歴・顔写真
事業者許認可一般乗用旅客自動車運送事業(道路運送法第4条)または福祉有償運送(同法第78条第2号)
乗務員資格第二種運転免許
介護資格介護職員初任者研修・実務者研修・介護福祉士など
所属団体業界団体や地域協議会への加入有無
安全管理車両点検・乗務員研修の実施頻度

許認可番号や登録番号まで明記すると、利用者にも検索エンジンにも実在性のある事業者と判断されやすくなります。

口コミと体験談を蓄積する

利用者本人やご家族、ケアマネジャーからいただいた感想を、許可を得てホームページに掲載します。

掲載先は自社サイトの「利用者の声」ページと、Googleビジネスプロフィールのレビュー欄の2系統がおすすめです。

信頼性を高めるための工夫は以下の通りです。

工夫内容
氏名表記実名・イニシャル・仮名のいずれかで本人確認可能な形に
属性明記年齢・性別・利用目的(通院・退院・冠婚葬祭など)
Before/After利用前の悩みと利用後の変化を併記
写真本人または利用シーンの写真(許可を得て)

口コミは一度に集めるのが難しいため、利用後の声がけやケアマネジャー経由でのアンケート依頼を仕組み化するとよいでしょう。 継続的な積み上げが、半年から1年後の検索順位と問い合わせ数に効いてきます。

ぺんすけ

介護タクシーを検討しているご家族は、「料金表」→「車両情報」→「お客様の声」といった順番で、検討する方が非常に多いです。口コミを集める仕組みづくりをしておくことをおすすめします!

介護タクシーの集客でよくある失敗3選

集客方法を知っていても、やり方を間違えると成果が出ません。 よくある失敗パターンを3つ紹介します。

同じ過ちを繰り返さないために、事前に把握しておいてください。

ポスティングだけに頼る

開業直後に大量のチラシをポスティングする事業者がいます。 しかし、介護タクシーの利用者はごく一部の層に限られます。 不特定多数にチラシを配っても、反応率は極めて低いのが現実です。

ポスティングに10万円かけて、問い合わせがゼロだったというケースも珍しくありません。

チラシを配るなら、病院や介護施設など利用者が集まる場所に絞るべきです。 無差別なポスティングは費用対効果が悪いと覚えておきましょう。

ぺんすけ

ポスティングをやると働いた気になるので注意です!可能性の低いところにどれだけ配っても無駄働きになってしまいます!

ホームページを作って放置する

ホームページを作っただけで集客できると思っている事業者は多いです。 しかし、作っただけでは検索結果に表示されません。

ホームページは作った後が本番です。 定期的にブログを更新し、料金やサービス内容の変更があれば即座に反映する。 Googleビジネスプロフィールと連動させて、検索からの導線を整える。

こうした運用を続けることで、はじめてホームページが集客ツールとして機能します。

ただし、ホームページは内部をしっかり作り込まないとどれだけ対策しても効果が出ません。もし集客のできるホームページを作りたいなら、SEO対策(内部対策)がしっかりできるところに任せなければなりません。

ケアマネ営業で断られて諦める

ケアマネジャーへの営業は、最初の数回で成果が出ることはほとんどありません。 間に合っていると断られるのが普通です。

しかし、断られたからといって訪問をやめてしまうのは早計です。 ケアマネジャーは常に複数の事業者と取引しており、急に1社が対応できなくなることもあります。 そのとき思い出してもらえるかどうかは、接触回数で決まります。

月に1回、短時間の挨拶訪問を半年続けるようにしましょう。継続的な接触が、いずれ紹介につながります。

介護タクシーのホームページ制作はお任せください

当メディアを運営する私達は、介護タクシー専門のホームページ制作サービス「かいごのヒカリ」を運営しています。

ぺんすけ

ディレクター、デザイナー、フロントエンジニアの合計3名で、各分野のプロが協力してホームページを制作しています!

「かいごのヒカリ」の特徴
  • 介護業界で2年間、300名以上の面談を担当したスタッフが制作を担当
  • 許可番号・認可運賃の適正表示に対応(道路運送法にもとづく表示)
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  • サイト更新はご自身でも、丸投げでもOK(サイト管理費0円から)
  • 顔の出ているフリーランス3人が運営

現在の料金プランは、下記のとおりです。

2026年8月現在、先着3名のみですがモニター価格でご提供中です。

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まとめ

介護タクシーの集客は、ケアマネ営業だけでは安定しません。 Web集客とオフライン営業を組み合わせることで、予約が安定する仕組みを作れます。

この記事で紹介した内容を振り返ります。

  • 集客が難しいのは、業界構造の問題。事業者の努力不足ではない
  • 最初にやるべきはGoogleビジネスプロフィールの登録。無料で即日対応可能
  • ホームページは料金表・対応エリア・車両情報・利用者の声・電話ボタンの5つを必ず載せる
  • ケアマネ営業は断られても継続する。月1回の訪問を半年続ける
  • ポスティングよりも、病院や施設へのチラシ設置のほうが効率が良い
  • 口コミとリピートの仕組み化が、長期的な集客安定のカギ

まずはGoogleビジネスプロフィールに登録するところから始めてください。 無料で、今日中にできる一歩です。

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この記事を書いた人

レバウェル介護にて約2年間、介護業界専門のキャリアアドバイザーとして従事。これまでに300名以上の介護士の転職面談を担当。また介護施設への人材派遣を通じて採用側の課題解決にも従事。このような実務経験をもとに、介護事業者・求職者双方にとって信頼性の高いWeb制作を行っています。

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