訪問マッサージは儲からない?利益を残す5つの方法を解説

訪問マッサージが儲からないと言われるのは、1回の収入を国が決めていて、腕を上げても増えないからです。

利用者の自宅に1人で伺い5か所を施術しても、1回の収入は加算を除いて4,650円です(令和8年7月施術分から)。

単価で差がつかない分、利益の差は請求の漏れ・移動の効率・利用者の途切れ・紹介の入口・人を増やす順番の5つで生まれます。

開業前の方も、開業して1〜2年で伸び悩んでいる方も、ここを押さえると打つ手が見えてきます。

この記事では、儲からないと言われる4つの理由と、利益を残す5つの方法、そして黒字に必要な利用者数の出し方を順に説明します。

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目次

訪問マッサージが儲からないと言われる理由

保険の訪問マッサージは、売上の大半が療養費で決まります。療養費とは、医療保険から施術者に支払われるお金のことです。そのため、腕や営業努力だけでは動かせない部分が構造上あります。

ここでは、儲からないと言われる理由を4つ紹介します。

1回の収入は国の料金表で決まっている

腕を上げても1回の収入は増えず、令和8年7月施術分から1人宅・5局所(施術する部位の数)で、加算を除く基本額は4,650円が最大です。

保険の訪問マッサージは療養費として国が料金を決めていて、あはき療養費全体の令和8年度の改定率は+0.60%と小さいからです。

この4,650円は訪問施術料といい、施術と訪問にかかる費用をまとめた1回分の料金です。移動が長くても、施術に時間をかけても、同じ額になります。

たとえば、令和8年7月の改定で5局所の訪問施術料は4,550円から4,650円へ100円上がりました。月8回の利用者を10人担当していても、増えるのは月8,000円(100円×8回×10人)です。腕や施術時間で上乗せできる部分はなく、収入を増やす手段は担当する人数と回数に限られます。

1日に回れる件数は移動時間で頭打ちになる

利用者が増えても、移動に取られる時間の分だけ1日に施術できる件数が止まります。1回の料金に移動の費用も含まれていて、移動が長くても収入は増えないからです。

月の売上がどこで止まるかは、次の掛け算で決まります。

訪問マッサージの月の売上は、1回の料金(国が決める・加算を除いて最大4,650円)×月の施術回数×定期の利用者数で決まる。利用者を増やすと1日の訪問件数も増え、移動時間で回れる上限という天井にぶつかることを示した図。

1回の料金(国が決める)×月の施術回数×定期の利用者数が月の売上です。利用者数を増やすほど1日の訪問件数も増えますが、自分の移動時間で回れる上限にぶつかります。この上限が、売上の天井を作っています。

たとえば、利用者が20人いて月8回ずつ担当する場合、月20日稼働なら1日8件の訪問が必要です。利用者の住所が散らばっていると移動だけで数時間かかることがあり、件数を増やしたくても体力的に回れない壁にぶつかります。エリアを絞って順路を整えると、同じ件数でも移動時間を短縮できる場合があります。

利用者は入院や同意の切れ目で減っていく

何もしなければ、利用者は毎月少しずつ減り、売上も一緒に下がります。入院・施設入所・医師の同意が6か月ごとに切れる節目で、施術が終わることがあるからです。

療養費の支給には医師の同意書が前提で、続けるには6か月ごとの診察と再同意が必要です。口頭の同意はできません。その節目を乗り越えられなければ、施術はそこで終わります。

入院した場合も施術が途切れたまま終わるケースがあります。

利用者が自然に減るペースと新しく入るペースのバランスが、売上の水準を決めます。

たとえば、10人を担当していて毎月1人ずつ減り、新しい利用者が入らなければ、3か月後には7人です。5局所・月8回で計算すると、月の療養費は372,000円から260,400円へ111,600円減ります。

ぺんすけ

2〜3人続けて減ったら、入口が止まっているサインです。

高齢者増でも療養費の総額は令和4年度も低水準

高齢化で需要が伸びるから大丈夫とは言い切れず、1事業者あたりの取り分が自然に増えるとは限りません。

75歳以上は2026年9月時点で2,168万人・前年比+43万人と増えている一方、マッサージ療養費の年額は令和4年度も令和元年度(750億円・推計)を下回ったまま(663億円・推計)だからです。

あん摩マッサージ指圧師の数は令和4年末の118,913人から令和6年末の119,703人へ増えています。高齢者が増えても担い手も同時に増えているため、需要が伸びれば自然に儲かるとは言えない状況です。

たとえば、担当エリアで高齢者が毎年増えていても、近隣に新しい訪問マッサージ事業者が開業すれば、その利用者を取り合う形になります。市場全体が成長していても、1事業者あたりの利用者数が増えるとは限りません。

市場全体の需要と自分の事業に利益が残るかは、別の問いということです。

訪問マッサージで利益を残す方法5つ

単価は国が決めるので上げられません。だから利益を残す打ち手は、取りこぼさない・移動を減らす・途切れさせない・入口を増やす・人を増やす順番を守る、の側にあります。

ここでは、利益を残す打ち手を5つ紹介します。

それぞれ具体的に説明します。

決まった料金を漏れなく請求する

1回の料金は上げられなくても、加算と締め切りを落とさなければ、同じ施術から入る療養費(医療保険から施術者に支払われるお金)が目減りしません。

申請書は保険者(療養費を支払う健康保険の運営者)に出すもので、書き漏れや計算違いはそのまま入金の減少や遅れになるからです。

請求で落としやすい点は、次の3つです。

落としやすい点確認すること
加算の書き漏れ温罨法180円・変形徒手矯正術470円を申請書に書いたか
申請の締め切り原則毎月10日までに保険者へ出したか
月16回目以降その回の施術料を半額で計算したか

加算は通知で算定の条件が決まっているので、条件に当てはまるかを確かめてから書きます。変形徒手矯正術は1肢ごとに算定する加算で、温罨法とは一緒に算定できません。

保険者によっては、締め切りに遅れると翌月以降の取扱いになります。

月16回以上通う利用者は訪問の患者の約3%と多くありません。ただ、半額の計算に誤りがあると請求した額がそのまま入らず、保険者から減額の通知が届くことがあります。

たとえば、温罨法を毎回行っているのに申請書に記載していなければ、1回あたり180円が取りこぼしになります。月8回担当の利用者が10人いれば、180円×月8回×10人=月14,400円が丸ごと取りこぼしです。申請書の書き方を見直せば、今後の取りこぼしを防げます。

ぺんすけ

令和8年の改正で、正当な理由なく請求を遅らせることは認められないと明記されました。締め切りを過ぎた分をまとめて出す運用は避けましょう。

訪問エリアを絞って順路を組む

受ける範囲を決めて同じ方面の利用者を同じ日に並べると、移動の時間が減り、1日に施術できる件数が増えます。移動の費用は1回の料金に含まれていて、遠くまで走っても収入は増えないからです。

また、片道16kmを超える訪問は、訪問施術を必要とする絶対的な理由がなければ訪問施術料(施術と訪問にかかる1回分の料金)が認められません。遠い依頼を受けても入らない売上になる可能性があります。

ぺんすけ

依頼を受ける前に、自宅からの距離を地図で測る習慣をつけておくと安心です。

手の動かし方は、次の2つです。

  • 利用者の住所を地図に落として範囲を決める
  • 同じ方面を同じ曜日にまとめる

たとえば、月曜は北側の利用者を午前に並べ、火曜は駅の東側を午後にまとめるように曜日で方面を分けると、移動に取られる時間は短くなります。1日に何件が上限かは移動時間によって人それぞれなので、自分のルートで試してみてください。

同意の更新と退院の連絡で中断を防ぐ

同意の期限と入院中の利用者の退院の見込みをつかんでおくと、途切れたまま終わってしまう利用者を減らせます。

同意の期間は6か月(変形徒手矯正術は1か月)で、続けるには医師の診察と同意がもう一度要り、口頭の同意はできないからです。利用者ごとの同意の期限を一覧にして、期限より前に利用者・家族と診察の予定を確かめておきましょう。

入院した利用者は、退院の見込みが分かったら知らせてもらうよう、家族や担当のケアマネジャー(介護支援専門員)に頼んでおくと安心です。

たとえば、同意の期限が2か月後に迫っている利用者の家族に「次回の診察はいつごろですか」と確認しておくと、期限切れで施術が途切れる前に動けます。入院中の利用者については、退院日が決まったタイミングで連絡をもらえるよう、ケアマネジャーに一言お願いしておくだけで、空白期間を減らしやすくなります。

ぺんすけ

直近2年で月16回以上の月が5か月以上あると、支払いが償還払い(利用者がいったん全額を払う方法)に変わることがあります。長く通う利用者ほど、同意書の期限と施術の記録を切らさないでおきましょう。

紹介元を1か所に頼らず広げる

紹介元を複数持っておくと、1か所からの紹介が止まった月にも新しい利用者が入り、売上の落ち込みを抑えられます。紹介元が1〜2か所に偏っていると、そこが止まっただけで新しい利用者の入口がなくなるからです。

紹介元を広げるとき、最初に関係を作りやすいのは担当エリアの居宅介護支援事業所です。

担当のケアマネジャーに「どういった症状の方に向いているか」「医師の同意書が必要なこと」を正確に伝えておくと、利用者の状態が変わったタイミングで声がかかりやすくなります。

1か所との関係を先に深めてから次に広げる方が、紹介が途絶えにくい構造になります。

ぺんすけ

紹介してもらった利用者の様子を、担当のケアマネジャーに一言返しておくと、次の相談につながりやすいです。

たとえば、「対応エリア(事業所から片道16km以内)・医師の同意書は6か月ごとに診察を受けて更新すること・連絡先」を1枚にまとめて渡しておきます。担当のケアマネジャーが別の利用者を受け持ったとき、条件に合うかをその場で判断でき、声をかけてもらいやすくなります。

ただ、紙1枚に載せられる量には限りがあります。どんな人が施術に来るのかまで知りたいケアマネジャーや家族は、ホームページを見て確かめることも増えています。実際に訪問鍼灸マッサージを営む大野さんは、こう話しています。

紹介の大半はケアマネージャーさんからです。でも今は、安心感を得るためにホームページを材料にする人が多くなってきました。ケアマネージャーさんもそうですし、施術を受ける方のご家族も見ます。

訪問鍼灸マッサージ「オリジン」大野さん

具体的にどこをどう開拓するかは、訪問マッサージの集客方法で詳しく説明しています。

チラシで知ってもらい、ホームページで安心してもらってから相談につなげる。大野さんがホームページを作った経緯と使い方は、制作事例のインタビューで読めます。

件数が埋まってから施術者を雇う

自分の1日の件数が回れる上限に近づいてから雇うと、給与だけが先に出て利益が減る期間を短くできます。給与と社会保険料は毎月決まって出ていくのに、雇った人の分の療養費は担当の利用者が付いてからしか入らないからです。

雇った施術者の分の利益は、担当利用者数から入る療養費で給与・社会保険料・車などの経費をまかなえる人数が付いてから出ます。

たとえば、自分1人で15人担当・1日6件が上限に近いとき、あと5人増やしたくても1日8件は回りきれないなら、雇うタイミングです。逆に、10人担当で1日4件しか埋まっていない段階は、まだ余裕があります。

採用後は、新しい施術者に利用者が付くまで給与だけが先に出ます。その期間を短くするため、採用と同時に担当エリアの設定と紹介元への挨拶まわりを進めましょう。

ぺんすけ

募集から入職までにも時間がかかります。上限に届いてから求人を出すのではなく、届きそうな時点で動き始めると、利用者を断らずに済みます。

訪問マッサージで黒字になる利用者数の出し方

黒字かどうかは、毎月の固定費と生活費を、利用者1人あたりの手残りでまかなえる人数で決まります。

以下の試算の前提は1人宅・5局所(施術する部位の数が5つ)・月8回・月20日稼働です。5局所は全国の申請書の約8割を占める形で、月8回と月20日稼働は仮に置いた数字です。

自分の施術局所数や稼働日数に合わせて置き換えてください。

ここでは、黒字の人数を出す4つの段階を順に紹介します。

黒字に必要な利用者数を出す4つの段階。1人の月の療養費37,200円(4,650円×8回)を出し、経費を固定費と変動費に分け、(固定費+生活費)÷(37,200円-1人あたりの変動費)で人数を出し(35万円なら10人)、利用者数×8回÷20日で1日の訪問件数(1日4件)に直す流れ。

1か月の売上を利用者数から出す

まず、利用者1人から1か月にいくら入るかを出します。訪問マッサージの料金は国の表で決まっているので、売上は「人数×回数×1回の料金」でほぼ決まるからです。

計算の前に、2つの言葉だけ押さえておきましょう。

言葉意味
療養費1回の施術で受け取る料金。医療保険から入る分と、利用者が窓口で払う分の合計
局所施術する体の部位の数。体幹・右腕・左腕・右脚・左脚の全部なら5局所

1人の家を訪ねて5局所を施術すると、1回の療養費は4,650円です。月8回通うと、利用者1人から入る1か月の売上は次のとおりです。

4,650円 × 8回 = 37,200円(利用者1人・1か月)

あとは、この37,200円に利用者の人数をかけるだけです(前提:1人宅・5局所・月8回・月20日稼働)。

定期の利用者数1か月の売上(療養費)1日の訪問件数
10人372,000円4件
15人558,000円6件
20人744,000円8件
25人930,000円10件
30人1,116,000円12件

施術する部位が少ない人や、通う回数が少ない人が多いと、1人あたりの売上は下がります。

たとえば、4局所で月6回の利用者なら、1回の療養費は4,180円です。
4,180円×6回=25,080円なので、5局所・月8回の37,200円より1人あたり12,120円少なくなります。

経費を人数で増える分と増えない分に分ける

次に、毎月出ていくお金を2種類に分けて書き出します。人数に関係なく出ていくお金と、人数が増えると増えるお金では、計算での使い方が違うからです。

種類意味例
固定費利用者が0人の月でも、同じ額が出ていく請求ソフト、賠償保険、車、駐車場、生活費
変動費利用者が1人増えるたびに増える請求代行の手数料、ガソリン代

固定費は、自分の契約や暮らしから金額を書き出します。この記事では、次の例で計算を進めます。

固定費1か月の額数字の出どころ
請求ソフト・サーバー17,600円アトラ請求サービス(月8,800円+月8,800円)
施術の賠償保険1,900円アトラ請求サービス(月1,900円・年払い)
車・駐車場30,000円例として置いた額。自分の契約額に置き換える
生活費300,000円例として置いた額。自分の暮らしの額に置き換える
合計349,500円約35万円

変動費は、利用者1人につき1か月でいくら増えるかで出します。

変動費利用者1人・1か月の額計算のしかた
請求代行の手数料約409円37,200円×1.0%+消費税10%
ガソリン代約1,362円1回1L×170.2円×8回
合計約1,800円少し多めに丸めた額

ガソリン代は、往復10kmを燃費10km/Lの車で走り、1回の訪問で1L使う前提です。1Lの値段は2026年9月28日時点(補助後)の170.2円で計算しています。

請求代行の料金は、アトラ請求サービスの2026年10月5日時点の公式料金です(初回のセキュリティキー55,000円は別)。相場ではなく、1社の例として参照してください。

ぺんすけ

車をリースやローンで持つなら、その月額は固定費の側に入れます。走った分だけ増えるガソリン代とは分けて書いておきましょう。

たとえば、利用者が10人から20人に増えると、請求代行の手数料は月4,092円から月8,184円に増えます。
一方、請求ソフト・サーバー・賠償保険の合計19,500円は、人数が変わっても同じです。

毎月かかる額を1人分の手残りで割る

経費が分かったら、黒字に必要な利用者数を出します。利用者1人から入る37,200円のうち、変動費を引いた残りが、固定費と生活費の支払いに回せるお金だからです。

計算は、次の3つの段階で進めます。

段階計算のしかたこの記事の例
①1人から残るお金37,200円-1人あたりの変動費37,200円-1,800円=35,400円
②毎月必要なお金固定費(生活費を含む)の合計349,500円
③必要な利用者数②÷①(端数は切り上げ)349,500円÷35,400円=9.9人→10人

つまり、この例では定期の利用者が10人いれば黒字です。10人を下回る月は、手元のお金が減っていく赤字ラインです。

毎月必要なお金が違う場合も、同じ計算で人数が出ます。

毎月必要なお金必要な利用者数
20万円6人
35万円10人
50万円15人
ぺんすけ

変動費がまだ分からないうちは、1人から残るお金を37,200円より低めに置いて計算しておくと、必要な人数を少なく見積もらずに済みます。

たとえば、4局所・月6回の利用者が中心なら、1人から残るお金は約23,800円です(25,080円-変動費約1,300円)。
毎月必要なお金が同じ35万円でも、必要な利用者数は10人から15人に増えます。

必要な人数を1日の訪問件数に直す

最後に、必要な人数を1日に回る件数に直します。人数の計算が合っていても、移動時間の都合で1日に回れる件数を超えていれば、その計画は実行できないからです。

1日の訪問件数 = 利用者数 × 月の回数(8回)÷ 1か月の稼働日数(20日)

利用者10人なら、1か月の訪問は10人×8回=80回です。80回を20日で割ると、1日4件になります。

必要な利用者数1か月の訪問回数1日の訪問件数
10人80回4件
15人120回6件
20人160回8件

出た件数を、自分が1日に回れる件数と比べてください。

たとえば、施術と移動を合わせて1件に1時間かかるなら、1日4件で4時間、6件で6時間です。
回りきれない件数になったときは、訪問エリアを狭めて移動を減らすか、固定費を下げて必要な人数そのものを減らします。

訪問マッサージの収支でよくある質問

フランチャイズに加盟すれば儲かりますか?

フランチャイズ本部のロイヤリティは利益ではなく売上(療養費の総額)に掛かります。確認できた例ではロイヤリティは総治療費の10%で、利益が出ていない月にも支払いが発生します。

詳しくは訪問マッサージのフランチャイズ比較記事をご覧ください。

施設の利用者をまとめて受け持てば収益は増えますか?

同じ建物で施術した人数が増えるほど、1人あたりの料金は下がります。5局所・月8回で1人宅の場合37,200円ですが、2人だと28,000円、3〜9人だと22,480円になります。

件数は増えますが1人あたりの単価は個人宅より低くなるため、移動の短縮効果と合わせて考えてください。

訪問マッサージの業界は倒産が増えていますか?

2025年度に療術業(あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師などが業務を行う施術所等)の倒産は108件と、30年間で最多になりました。

ただしこの数字は来店型の施術所や接骨院を含む業種全体の集計(負債1,000万円以上)で、保険の訪問マッサージだけの倒産件数ではありません。

まとめ|訪問マッサージは動かせる部分を動かして利益を残す

利益が残るかどうかは、仕組みを理解して動かせる部分を動かしているかで変わります。単価は動かせません。でも、請求の漏れ・移動の効率・同意の更新・紹介の間口・採用のタイミングはすべて自分で動かせます。

利益を残す打ち手は、次の5つです。

  • 決まった料金を漏れなく請求する
  • 訪問エリアを絞って順路を組む
  • 同意の更新と退院の連絡で中断を防ぐ
  • 紹介元を1か所に頼らず広げる
  • 件数が埋まってから施術者を雇う

紹介料を渡して件数を増やすのは療養費の支給対象外です。請求しても入らない売上になるので気をつけましょう。

黒字に必要な利用者数は(固定費+生活費)÷(37,200円-1人あたりの変動費)で出ます。それを1日の訪問件数に直して、自分の移動時間で本当に回れるか確かめましょう。

感覚ではなく自分の数字で確かめることが、利益を残す近道です。

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参考文献

法令・通知

省庁の通達・基準

統計・調査

保険者の運用例・料金の例

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この記事を書いた人

レバウェル介護にて約2年間、介護業界専門のキャリアアドバイザーとして従事。これまでに300名以上の介護士の転職面談を担当。また介護施設への人材派遣を通じて採用側の課題解決にも従事。このような実務経験をもとに、介護事業者・求職者双方にとって信頼性の高いWeb制作を行っています。

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